里崎智也氏、中日・立浪和義監督の采配を疑問視 「今年はもう諦めた?」
里崎智也氏が「シーズンを諦めているのか?」などと中日・立浪和義監督に采配を疑問視。
元千葉ロッテマリーンズ捕手の里崎智也氏が、中日ドラゴンズ・立浪和義監督の采配を疑問視した。
■9回裏の攻撃で…
里崎氏が問題視したのは9日の中日対広島戦。ドラゴンズが1点ビハインドで迎えた9回裏、先頭の石川昂弥選手が二塁打を放ち出塁する。
代走に村松開人選手を起用したうえで、続く宇佐見真吾選手が送りバントでランナーは3塁へ。ここで新人の福永裕基選手が打席に入る。ベンチには大島洋平選手も残っていたが代打を出すことはなく、結果は浅いライトフライ。
タッチアップできずランナーは釘付けとなり、龍空選手もショートゴロに倒れ、ゲームセットとなった。
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■「なんで大島を代打に出さないのか」
里崎氏は「なんで大島を代打に出さないんだっていうね。龍空のあとに大島が代打で準備していたというのもあるんでね。いろんなことが考えられるんだけど、敬遠というのは絶対ないと思うんだよ」と指摘する。
敬遠がないと思う理由を説明したあと、同氏は「2つの見通しがあるんだけど、1つはもうドラゴンズはもう今年は諦めたと。来年に向けて若手育成やと。いろいろなやつにチャンスを広げてね」とコメント。
そして「育成もこめて行けたらAクラスに行きたいよと。 でも、そんなことよりも来季に向けてやってますと言うんだったら、俺は福永でも良かったと思う。龍空でもね」と解説した。
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■大島選手は絶好調
さらに里崎氏は「でも福永は今週ノーヒットなんだよ。1本もヒット打っていないわけ。前半の福永と違うわけ。いま若干の迷いもある。まだ諦めてないぞ、ここから大逆襲だ、シーズンはまだ半分ある。だったら…」と話す。
続けて「広島の土日の試合、 7、8日と大島は2安打、2安打打っていて、絶好調なわけ。3塁ランナーは、代走で村松が出てきているわけ。大島はバットに当てるのがうまい。三振もあるけれども、ないと考えたときに、ギャンブルスタート(打者のバットに当たった瞬間、3塁走者が一目散にホームへ走る)もあるわけじゃん」と指摘した。
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■「諦めていないなら…」
里崎氏は「大島が完全に休養日で、なにもしないのならわかるけど、代打の準備をしているなら、福永のところで代打大島でも良かったんちゃうかと。溝脇も残っているというところでは、守備もまかなえる」と持論を展開。
そして「追いつかなければ延長はないぞ。これがどっちなのかで答えは変わるけども、皆さんどうですか。里崎は諦めていないなら、代打でも良かったと思います」とコメントしていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)