ゲリラ豪雨でずぶ濡れになった経験は? 西日本・南日本では頻度も高く…
突然激しく降り出すゲリラ豪雨。予報も難しくびしょ濡れになった経験者も多そうだが…。
地球温暖化の影響もあってか、昨今よくニュースやSNSなどで聞かれるようになった「ゲリラ豪雨」。熱帯地方のスコールのように、突然降り出し、降る地域も限定的で予測が難しい気象現象だ。
画像をもっと見る
■ずぶ濡れになった経験は…
天気予報で「夕立」が予想されていても、折り畳み傘を持って出かけるのを忘れてしまったり、突然予定が変わったりして、ゲリラ豪雨が直撃しまった経験もあるかもしれない。
ゲリラ豪雨のせいでずぶ濡れになってしまった経験者は、どれくらい存在するのだろうか。
関連記事:3・11も近づく今、「災害への備え」は十分? 4割弱は防災袋すらなく…
■6割近くが何度もずぶ濡れに
Sirabee編集部が、6月30日〜7月2日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「ゲリラ豪雨でずぶ濡れになった経験」について調査したところ、「頻繁にある」と答えた人が7.0%。
「何回かある」が最も多く、50.3%。「1〜2回ある」が33.3%で、「経験なし」は9.4%だった。9割以上の人がゲリラ豪雨の被害を受けており、複数回食らっている人も過半数であることがわかる。
関連記事:秋野暢子、銀行での“盗難被害”を報告 「酷いです」「濡れながら帰った」
■西日本・南日本で目立つ
7月に起きた線状降水帯による豪雨は、九州や秋田県などで甚大な被害をもたらしたが、ゲリラ豪雨の場合は地域差があるのだろうか。
今回の調査結果では、「ずぶ濡れになった経験が頻繁にある」と答えた割合が1割を超えたのは、中国・四国と九州・沖縄。やはり西日本、南日本は被害に遭いやすい傾向がありそうだ。
また、東京を含む南関東や近畿地方なども被害率が高く、ゲリラ豪雨が都市部で多く発生している可能性も垣間見える。
関連記事:5月は震度4以上が17回も… 「地震への備えは十分」は4割にとどまる
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
・合わせて読みたい→5月は震度4以上が17回も… 「地震への備えは十分」は4割にとどまる
(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)