大谷翔平は「スイングの軌道が変わった」 掛布雅之氏が独自分析
掛布雅之氏が大谷翔平の「スイング軌道の変化」を詳細に解説。
元阪神タイガースの掛布雅之氏が、エンゼルス・大谷翔平選手の「スイング軌道の変化」を指摘した。
■大谷選手の打撃を独自解説
掛布氏は大谷選手のバッティングを「大谷選手のバッティングを見ていまして、かなりアッパー気味のスイングからレベルアップという形に、スイング軌道を変えてると思うの」と分析する。
続けて「確実性を上げたいという気持ちがすごく強いと思うんですよ。ホームランも46本という過去に打った経験があるから、そのホームランを増やすために、自分の飛距離に対する自信というのは、ものすごく持っていると思うのね」と話した。
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■バットを変えている?
さらに掛布氏は「ということは、もうちょっと確実性にミートできれば率も上がるし、ホームランの数も増えるんじゃないかなと考えて、多分ちょっと長いバットで上をくり抜いて、バットの芯を下げるんだよね 」と解説する。
また「バットがあるじゃない。その上をくり抜くのよ。くり抜いた分、軽くなるわけ。そうなると芯って下がるんだよね。そうすると差し込まれたときに対応ができるわけ、押し込めるのよ。でもバットの長さがあるから、前のバットと芯の距離はそんな変わってないと思うんだよ」と指摘。
そして「長いバットのほうが遠心力を使える、ボールを遠くに飛ばせるのよ。だから彼のバッティングを見ていると1年ずつ進化をしているというか、挑戦しているんだろうね」と分析した。
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■図抜けたパワーを持っている
大谷選手の現状には「今年は3割を打って、ホームランもダントツなわけじゃない? もう、大谷選手の思っている答えを出しているよな。すごいと思うよね」と称賛する。
続けて「ポイントが近いよね。それだけスイングが速いというのと、われわれ日本人のパワーじゃない、メジャーの中でも図抜けたパワーを持ったあの恵まれた身体というのがすごいよね。大きいだけじゃなくてスピードがある」とコメント。
さらに「強く振っているというより、速く振っているよね」「われわれの想像を超えた部分で野球をしている」と指摘していた。
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■掛布氏が大谷選手の打撃を解説
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)