堀江貴文氏「捜査当局も…」 ビッグモーターと損保ジャパンの癒着疑惑にズバリ
堀江貴文氏が、ビッグモーターの不正問題の続報に見解を述べた。街路樹の問題には「とんでもねえやつらだな」とも。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が27日、公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。中古車販売大手の「ビッグモーター」の不正問題の続報について見解を語った。
■損保ジャパンとの関係性にも注目
ビッグモーターをめぐっては、修理の車に故意に傷をつけるなどして、保険金を不正に請求した疑いが持たれている。
また、同社の兼重宏一前副社長が、損保ジャパンの前身会社に一時在籍していたことや、損保ジャパンから同社に大量の出向者を出していることから、両者の関係性にも注目が集まっている。
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■「捜査当局も動かざるを得なくなる」と指摘
堀江氏は、「(ビッグモーターの)取引が半減して、非上場企業なので、現預金がおそらく不足している状態で、融資を受けているような状態」と推測。
「損保ジャパン等の損保会社と一緒になって保険金を水増ししてたんじゃないかというような疑惑もございますので、“金融庁激おこぷんぷん丸案件”ということで、銀行にも当然圧力がかかって、『ビッグモーターに貸したらとんでもないことになるからな』というようなことが言われてるんじゃないかな」と、融資が難しい状況に触れる。
「創業家がいくら私財を蓄積していて、どれだけ支援できるかにもよると思うんですけど、これだけ悪評が立ってしまうと、ちょっと厳しいんじゃないかな。さすがにここまで騒ぎが大きくなってくると、捜査当局も動かざるを得なくなるというようなことは間違いない」と指摘した。
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■「とんでもねえやつらだな」
同社では、各店舗の前の街路樹に除草剤を使って枯れさせたという疑惑も持ち上がっており、「もちろん、まだ証拠というのはない。捜査がされているわけではない」としつつ、「とんでもねえやつらだな、こいつら、みたいな…」とも話す。
さらに、新社長による社内用LINEの全削除の指示なども報じられ、「どこまでが真相なのか分かりませんけど、前社長は1回引退して息子に社長を任せて、現場が疲弊していたところに戻って来て、何とか火消しを図ったんだけども火消しできなかった、そういうような状況になっているんじゃないかな」と語った。