ゲームに内蔵の“アレ”、誤った捨て方で火災の危険が… 無責任な行為に呆れる声も
マシンガンズの滝沢秀一が、ゲーム機を処分する際の注意点を呼びかけ。“アレ”を「何気なく」捨ててしまっていない…?
ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が31日、自身の公式ツイッター(現・X)を更新。ゲーム機を処分する際の捨て方について注意喚起した。
■リチウムイオン電池が可燃ゴミに…
携帯型のゲーム機を処分する際にうっかり電池ごと可燃ゴミへ捨ててしまっている人もいるのではないだろうか。
この日、滝沢は「リチウムイオン電池にはこのマークが付いています」と1枚の写真を投稿。
「ゲームで使用するものですが、よく可燃ごみの中に入っていたことがありました」とのことで、「これらは火災の原因になることがあるので、自治体の指示に従ってください」と呼びかけた。
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■充電式のものには高確率で使用
滝沢によると「リチウムイオン電池は自治体によって回収方法がまるで違うので、一度確認してみることをオススメします! 充電式のものは大体、リチウムイオン電池が使われている可能性が高いです」とのこと。
調べてみると、例えば東京都豊島区では区での収集は行われていないが、東京都江東区では“電池類のみを”まとめて回収となっているようだ。
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■リサイクルできる?
また、一部のユーザーからは「これ、リサイクルできるって聞いたんよ?!」とのコメントも。
写真のリチウムイオン電池には三角に連なった矢印マークとともに「使用後はリサイクルへ」といった表記があるが、これはスリーアローマークと呼ばれ、リサイクルを推進している一般社団法人JBRCの会員になっているメーカーの製品に記載。
このマークがあるものについては家電を販売している店や自転車店、自治体の施設等で回収されているそうだが(要確認)、マークが無い場合の処分方法は、製造元に確認が必要になる。
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■出火して“億”の損害も…
しかし、リサイクル回収も製造元への確認もせずに可燃ゴミなどへ気軽に捨ててしまう人は多いよう。
燃えなさそうだからと不燃ゴミに混ぜるのもNGで、破砕機で挟まれると高確率で出火。例えばベルトコンベアが燃えてしまった場合、億の損害にも…。リスクを回避するためにリチウムイオン電池に限らず発火の可能性がある電池類を一括回収する自治体が出てきているようだ。
後先を考えない無責任な行為にユーザーからは「何故平然と可燃にいれてしまう人がいるのか謎」と呆れる声も上がっている。