『君たちはどう生きるか』楽曲の誕生秘話 宮﨑駿監督が久石譲氏に語ったことは…
スタジオジブリの新作映画『君たちはどう生きるか』。同作品の楽曲をめぐる、宮﨑駿監督と久石譲氏の会話が明かされた。
2日、スタジオジブリ公式ツイッター(現・X)が更新された。新作映画『君たちはどう生きるか』の楽曲に関する裏話が明かされ、ファンの注目が集まっている。
■音楽の打ち合わせ
この日のツイートでは、同映画内で使用する音楽について宮﨑駿監督と作曲家の久石譲氏がやり取りしたときのことが明かされた。
「2021年10月25日(月)、久石さんが音楽打ち合わせのためにスタジオを訪れました」と切り出し、「宮﨑さんは作品の内容やストーリーに関しては多くを語らず、自身の少年時代の話を久石さんに語りました」と会話の内容を記した。
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■久石氏の提案に宮﨑監督は…
久石氏は宮﨑監督の言葉を受けて返答。
「久石さんは姿勢を正し、宮﨑さんの言葉ひとつひとつを反芻しながら『今回は、オケ(オーケストラ)ではなく、ピアノ1本とか、シンプルに主人公の心に寄り添ってつくったほうが良いかもしれませんね』と答えました」とのこと。
久石氏の提案に宮﨑監督は納得したようで、「宮﨑さんは『それが良いと思います』と笑いました」と返したようだ。
ツイートには、宮﨑監督と見られる人物とテーブルを挟んで向かい合う久石氏の写真がアップされている。
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■楽曲に好評の声
久石氏は長らくジブリ作品の楽曲を手掛けており、1984年公開『風の谷のナウシカ』や1997年公開『もののけ姫』などを担当。
数々の名曲を生み出してきたが、『君たちはどう生きるか』の楽曲にも好評の声が上がっている。ツイッター上では「久石譲さんの音楽に癒されました」「音楽が良いんだよなぁほんとに」「久石譲の音楽は偉大」といったコメントが見られた。