堀江貴文氏、ジャニーズ問題でテレビ関係者から“要求” 「ジュリーさんを…」
堀江貴文氏が、ジャニーズ事務所の記者会見を受けてコメント。テレビ局関係者の対応を指摘した。
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が7日、公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。テレビ関係者から、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子前社長への批判を避けるようにお願いされていたことを明かした。
■ジュリー氏に苦言
7日、同事務所創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐる記者会見が行われた。堀江氏は同日に投稿した動画でこの会見に言及。
ジュリー氏は社長を退くものの、同事務所の株を100%保有する状態は継続させるため、「社長辞めて逃げるだけじゃん、みたいな。めんどくさい敗戦処理からあなた逃げてるだけですよね? っていう」と苦言を呈した。
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■テレビ局関係者から…
ジュリー氏に物申した堀江氏は「テレビ局の関係者の人たちって、この問題に関しては平和ボケしてる感じがすごいしてて」と続ける。
「テレビの関係者の人とかから『あんまり、ジュリーさんをイジめないでくれよ堀江くん』とかって言われたりとかするんすよ」と、ジュリー氏への批判を避けるように求められたことを明かす。
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■堀江氏「ボケた感じになっちゃってる」
会見ではジャニーズ事務所の名称に変更はないと発表されたが、堀江氏は「世界的に見たらめちゃくちゃペドフィリア(小児性愛)の性加害者が作った会社で、『ジャニーズ』っていう名前を残すって言うワケですよ。ヤバくないすか?」と対応を問題視。
「(社名を存続させて)会社が回ると思ってること自体、やっぱりみんな(マスコミ)に保護されてるんだと思うんですよね。多分マスコミの人たち、シンパ(支持者)の人たちしか周りにいないんで」と推測する。
周囲のマスコミから手厚い擁護を受けているために、同事務所が社名を変えなかったと考え「多分ちょっとそういうボケた感じになっちゃってるんだと思います」とコメントした。
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■ユーザーも対応に驚き
堀江氏の動画を見たユーザーも同事務所の対応には違和感があり「てっきり解体レベルの話になるかと思いきや旧体制とほぼ変わってなくて驚きました」「ジャニーズの屋号を残す決断は心底ビックリした!」といったコメントが上がった。
「エンタメ業界の問題として氷山の一角のように感じます。エンタメ業界の構造的改革が必要と思います」「少しでも反省があるなら、CMからジャニタレを全員外さなければ変わりません」など、問題解決に必要なことをつづるユーザーも見られる。