上原浩治氏、テキサス・レンジャーズ時代を回顧 「あまりいい思い出は正直ない」
テキサス・レンジャーズのワールドシリーズを受け、上原浩治氏がチームに所属していた当時の“ほろ苦い思い出”に言及。ファンからは驚く声も。
元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が25日、自身のX(旧・ツイッター)を更新。MLBテキサス・レンジャーズ時代の思い出について振り返った。
■12年ぶりのワールドシリーズ進出
レンジャーズは、23日に行われたア・リーグの優勝決定シリーズでヒューストン・アストロズを下し、ワールドシリーズに進出。ナ・リーグで優勝したアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦することに。
レンジャーズのワールドシリーズ進出は、2011年以来12年ぶりとなる。
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■「経験は財産」
これを受け、2011~2012年にレンジャーズでプレーした上原氏は、「え~っと、一応テキサス・レンジャーズにいました」と投稿。
「一年半でしたが…あまりいい思い出は正直ないんですが、トレードを経験できたこと 経験は財産…あれでワールドシリーズに登録されて出たいって気持ちになりました」と振り返ると、「2011年以来のワールドシリーズ…頑張って」とチームにエールを送った。
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■レッドソックスで大活躍
上原氏は2009年に巨人からボルチモア・オリオールズに移籍し、2011年のシーズン途中にトレードでレンジャーズへ。同年のポストシーズンでは、史上初となる3試合連続本塁打を浴びる不本意な成績で、ワールドシリーズではロースターから外れた。この年はチームも第7戦で敗退した。
しかし2013年にボストン・レッドソックスと契約すると、同年には日本人選手初のワールドシリーズ胴上げ投手となるなど大活躍。今なおファンや地元メディアに“守護神”として語り継がれている。
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■「日本人ファンとして誇りです!」の声も
レンジャーズでのほろ苦い思い出を明かした上原氏に、ファンの中には「上原さん=レッドソックスのイメージなんですが、テキサスにも所属されてたんですね」と驚く人も。
その一方で、「一応だなんてとんでもない」「通算でメジャー4球団に所属してたって言われると驚かれると思いますが、結構メジャーではあるあるですよね」「(当時チームメイトだった)建山(義紀)さんとブルペンに並んでいる写真、今でも持ってますよ。日本人ファンとして誇りです!」といった声も寄せられている。