『水曜日のダウンタウン』、提供クレジットなしでAC連発 「松本人志の問題が影響か」と話題に
10日放送の『水曜日のダウンタウン』から提供クレジットが消え、ACのCMも増加した。視聴者は、松本人志のスキャンダルが影響したのかと困惑している。
ダウンタウン・松本人志の活動休止発表後初となる『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が10日に放送された。しかし、CMスポンサーの提供クレジットがなく、ACのCMも放送されたことが、視聴者の間で話題になっている。
■スポンサー企業の社名表示なし
この日放送されたのは、「ビートルズの日本公演で失神した人、今でもビートルズ聴き続けてなきゃウソ説」と「キグルミの中から『お前ヤっちまうぞ』などの脅迫めいた言葉が聞こえてきたら超おっかない説」の2本だった。
番組前半の22時14分頃には、後半の放送内容を伝えるVTRが流された。通常、ここでは番組スポンサーの提供クレジットが挿入されるが、この日は何も表示されず。ただVTRが流れた後にCMへ移行する構成となった。
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■視聴者も困惑
25分頃には、企業がCMを自粛した際に代替されるACジャパンのCMも流された。こうした措置は番組終盤の40分頃、52分頃にも見られ、通常ならばスタジオトークをバックに挿入される提供クレジットも、この日は流されなかった。
通常とは異なるこれらの措置に、SNSには「CM入り前に変な間があったり、いつも入らない5秒の番組告知が最後に入ってたりで、放送直前に編集して尺調整してる感じがした」「今日の水ダウ、ACのCM多くて察した」「普段よりACのコマーシャル多い気がする」「今日の水ダウ、スポンサー表示がないな」など、視聴者の困惑が相次いでいる。
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■相次ぐスポンサー表示の取りやめ
松本は昨年末、『週刊文春』で複数女性への性行為強要疑惑が報じられ、年明け以降も同誌で複数の記事が掲載。所属する吉本興業、松本本人ともに事実無根を主張し、裁判の意向も表明しているが、スキャンダル直後から出演番組のスポンサー表示が自粛されていた。
10日にはアサヒビールとサントリーが、出演番組の1つである『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に、提供クレジットで社名を表示しないよう広告代理店を通じて放送局側に要請していたことも判明。一連の騒動の影響が「水ダウ」にも現れる形となった。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)