北海道日本ハム・田宮裕涼のサヨナラ犠牲フライを岩本勉氏が称賛 「大ブレイク…」
22日のオリックス・バファローズ戦にサヨナラ勝ちした北海道日本ハムファイターズ。岩本勉氏が称賛した選手は…。
野球解説者の岩本勉氏が自身のYouTubeチャンネル「岩本勉チャンネル」で、22日の試合でサヨナラ犠牲フライを打った北海道日本ハムファイターズ・田宮裕涼(たみや・ゆあ)選手を称賛した。
■22日の日本ハム対オリックスを振り返り
岩本氏が22日の北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ戦を振り返った今回の動画。
試合は日本ハムが7回裏までに4点をリードしたものの、8回表にオリックスが福田周平選手の満塁ホームランで同点に追いつく。
その後試合は延長戦となり、10回裏に田宮選手の犠牲フライで日本ハムがサヨナラ勝ちした。
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■去年との違いを指摘
岩本氏は10回裏、ノーアウト3塁で田宮選手に回ってきた場面を振り返り「僕ね、初球スクイズが来ると思った。これが去年、一昨年との戦い方の違いなんですよ」と指摘。
続けて「去年、一昨年であれば、いきなり仕掛けてきて、『いきなりかい』みたいな。カウントが落ち着いても『やっぱり来るんかい』みたいなのがあったけど、ヒッティングやんか」とコメントする。
サヨナラ犠牲フライについて「レフトフライ。打った瞬間、確信やね。 中島卓の脚力であれば十分にホームに帰ることができる。4番バッターのような当たりやったね。 ホームランだけが4番バッターだけじゃない。ここで得点ができる、その打撃ができるのかどうかというのが、4番バッターなんですよ」と力説した。
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■田宮選手を称賛
今季好調の田宮選手について岩本氏は「今年大ブレイクやね。オールスター出場も本当に考えられる。 オールスターゲームに出ると野球観が変わるんですよ」と話す。
そして「オールスターと言われる選手たちがそこにいて、普段戦っている選手がチームメイトでしょ。感慨深いのよ。そういうのも味わってくれる選手になるんじゃないかな」と語っていた。
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■打率3割台をキープ
田宮選手は成田高校から2019年に日本ハムへ入団。2023年夏まで2軍暮らしが続いていたが、9月に昇格すると強肩を見せつけ、注目を浴びる。
今シーズンは開幕からスタメンで起用されることが多く、打撃も好調。打率3割台をキープし、チームを牽引する存在となっている。