『となりのトトロ』ネコバス、最後の行き先が「かわいい」「ジブリならでは」と話題
『となりのトトロ』で、サツキとメイを自宅に送り届けたあとのネコバスの行き先表示がどこか知っていますか?
23日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、スタジオジブリの『となりのトトロ』を放送。
以前、同番組の公式Xが、ネコバスの最後の行き先表示について解説し、注目を集めたことがありました。
■ネコバスの正体は「化け猫」
同作品に登場する12本の足で風と共に走り去る不思議な生き物・ネコバスの正体は、バスに化けたオスの化け猫。
番組公式アカウントによると、トトロたちの移動手段として活躍しているネコバスは、宮崎駿監督が同作品のために描きためたスケッチの初期段階から存在しており、監督の裏設定では、彼らは「昔はただの化け猫だったけど、バスを見て面白いと思ったからマネをした」のだとか。
昔は駕籠(カゴ)に化けていたようですが、バスを気に入ったことからバスに化けるようになったといいます。
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■最後の“行き先表示”は「す」
また、番組公式アカウントは、サツキとメイを自宅に送り届けたあとのネコバスの行き先表示板が「す」であることを明かし、「サツキとメイの大冒険を見届けたネコバスは、この後自分の巣に戻っていくんですね」と解説。
ちなみに、劇中に登場するネコバスの行き先表示は、「塚森」「長沢」「三ツ塚」「墓道」「大社」「牛沼」「めい」「七国山病院」「す」の全部で9種類です。
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■「知らなかった」「かわいい」と驚きの声
ネコバスの最後の行き先表示板が「す」であることについて、コメント欄では「これは初耳」「数えきれないくらい見てるけど、知らなかった」「35年生きてて、今初めて知った事実」といった驚きの声が続々。
ほかには「かわいい」「こういう芸の細かいことってジブリならではって感じがする」「どこにあるんだろうね? めっちゃ妄想膨らむ」「ネコバスの巣‥‥もしかして、他のネコバスもいるのかな? 親兄弟がいたら面白いですね」「『回送』じゃなくて『す』なのは、巣に戻るルートで誰かお客さん乗せるのかな?」という感想も見受けられました。
今夜の放送でぜひ注目して観てみてくださいね。
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(文/Sirabee 編集部・丸井 ねこ)