約7割はきちんとしているのに… わずか人が公衆トイレ利用に怠ることに驚愕
公衆トイレを利用した後には、必ずするべきことだと教えられたのに…。
公衆トイレを使った後に手を洗うことは、衛生面を保つための基本的な行為といわれている。しかしすべての人がその習慣を守っているわけではないことが、今回の調査で明らかになった。
■約8割「トイレの手洗いは必ずする」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女716名を対象に、「公衆トイレを利用した後に手を洗わなかった経験がある」かの調査を実施した。その結果、全体で76.4%が「ほぼ必ず手を洗う」と回答。
しかし「たまに洗わない」という人は17.6%、「よく洗わないことがある」は6.0%おり、トイレ後の手洗いを怠る人も一定数いることが判明した。
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■手洗いの習慣を身に付けた理由
昔はトイレ後に手洗いをサボることもあった30代男性は、「以前はたまにトイレ後でも手を洗わないこともありましたが、今は必ず洗うようにしています。汚いことだとは分かっていたのですが、私は当時、かなりずぼらなタイプだったので…。しかし友人に指摘されてから、意識が変わりました」と当時を振り返る。
その友人には感謝しているようで、「今まで人からなにも言われたことがなかったので、あまり気にしていなかったのだと思います。きちんといけないことを指摘してくれる友達ができて、とても感謝しているんです。きっと彼がいなければ、今もトイレ後に手を洗わないときがあったかもしれません」と続けた。
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■忙しいと忘れてしまい…
公衆トイレではないが家で忙しいときに手を洗うのを忘れてしまう20代男性は、「手を洗わないといけないのはわかっているんですが、急いでいると忘れてしまうことがあります。特に出勤前の忙しいときは、トイレを急いで済ませから手を洗うのをすっかり忘れてしまうことがたまにあるんです」と気持ちを述べた。
さらに続けて、「気づいたときにはすでに手洗い場を離れているので、ついそのままということもあります。もっと余裕を持って起きれば、このようなことはないのでしょうけれど…。家での出来事なので、黙っていれば誰にも気づかれないからいいのかなとも思っているんです」とも正直な気持ちを話していた。
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■手洗いは当たり前
トイレ後に手をするのは当然だと考える30代女性は、「公衆トイレを使った後に、手を洗わない人がいるなんて信じられません。どんなに急いでいても、必ず手を洗うのが当然だと思います。コロナ禍を経験して、感染症が広がるリスクも強く感じた人も多いはずです。それなのに手洗いを怠るのは、衛生面を気にしなさすぎると思います」と語る。
手洗いをしないと気持ち悪く感じるようで、「トイレの後は、毎回、石鹸で洗うのが当たり前だと考えています。これはたとえコロナウイルスの流行がなくても、常識のことだと思うのですが…。私自身はトイレの後に、手を洗わないと気持ち悪く感じてしまいます」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女716名