約5割が「自分の間違い」に対してやってしまった… 今思えば”間違った”対応とは
人は誰でも、間違いをしてしまうものだ。そのときに、どう対応するかが大切なのだが…。
人は誰しも、間違うことはあるものだ。それを素直に認めれば、多くの人は許してくれるだろう。しかしプライドのせいなのか、間違いに気づいていながら引き下がれなかった人もいるようだ。
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■約半数「間違っても引き下がれず…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女652名を対象に「自分の間違い」に関する意識調査を実施したところ、全体で54.4%の人が「自分が間違っていると気づいても引き下がらなかった経験がある」と回答した。
間違いを認識してもそれを受け入れずに、さらに自分の主張を続ける人も多くいることがわかる。
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■男性のほうが少し多く
性年代別で見ると、多くの年代で男性の割合が高くなっているのが特徴といえるだろう。
昔から、「男性は強くあるべき」と言われてきた人も多いだろう。そのことが胸の中にあり、引くに引けなくなってしまったパターンもあるのかもしれない。
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■意見を批判されて
職場で意地を張ってしまった40代男性は、「職場での会議で、私が提案した案に対して他の同僚が異論を唱えたんです。そのときに自分が無理なことを言っていると少し気づいたのですが、どうしても自分の意見を引き下げる気にはなれませんでした。変なプライドが出てしまったのでしょうね」と当時を振り返る。
後で冷静にはなったがそれでも引き下がれなかったようで、「会議が終わったあとで冷静になり、相手の言うことにも一理あると認めざるを得なかったんです。しかしその場ではなんとか自分のプライドを守りたくて、最後まで引き下がれませんでした。こんなことしても、嫌がられるだけなのに…」と後悔を口にした。
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■失敗も成功もプライドのせい
Xでは、「プライドのおかげで上手く生きてこられた部分もあるし、プライドのせいで失敗してきたことも多い」とプライドはいいようにも悪いようにも働くとの投稿があった。
さらには、「意地を張る人の理由。自分が間違っていることに薄々気づいているが、間違いや自分の落ち度や力不足を認めると、必死で作り上げてきた自己イメージが崩れ去ってしまうため」と間違いを認めない人の特徴を挙げている人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女652名