ピース又吉が「めっちゃ面白い」と絶賛 自費出版から伝説的ヒットを記録した“作品”
又吉さんが「とんでもない」と驚いた話題の“自伝的エッセイ”。その理由は…。
多くのヒット作が世に出るなか、自費出版からスタートさせ大ヒットとなったエッセイ集があるようで…。
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんも、自身のYouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で紹介し、注目を集めています。
■200部から累計1万部の大ヒット
11月に更新した動画内で、又吉さんが最近おすすめの作品として紹介したのが、小原晩さん作「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」。“自費出版エッセイ集”と言われる同作は、当初は200部から始まり、徐々に話題に。
又吉さんが「自費出版で1万部売れたらしい…これ、とんでもないことなんですよ」と話す通り、自費出版でありながらも反響を呼んだ結果、累計1万部の大ヒットを記録しました。
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■「それだけの魅力がある」と称賛
「内容がやっぱりね、それだけの魅力があるんですよ」としみじみと話す又吉さん。あらすじの概要(ネタバレ防止のために同記事では割愛)について触れ「書きかたにユーモアがある」と称賛します。
文章ひとつひとつに小原さんの人柄が出ていることに「ひとつずつ面白いし、ほんまに笑えるエッセイって少ないですからね」ともコメント。
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■「こういうエッセイってちょっと減ってきてる」
同作について「このエッセイ読んでると、たまにね…常識とかを超えていくような。感情で突発的な行動に出たり…『そこはそうするんや』みたいな。そこが特に好きな部分」と語る又吉さん。
「こういうエッセイってちょっと減ってきてるんですよね。それが悪いことではないんですけど。すごくイケてる自分、ポジティブな自分を書いてそれが共感を集めて共感を呼ぶっていうエッセイが増えてきてるのかなって思う」と昨今の風潮についても言及します。
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■帯の“一文”に込めた意図
自身が担当した帯にも書いた「感情が論理を超え愚かさに光が宿る」という一文について「この本は、情けなさとか愚かさとか、ときに自分の過ちに直視して逃げずに書いてる」と話し「この小原さんのエッセイは仲間というか、友達という感じ」とコメント。
「ええときもあれば悪いときもありますよね、ダサい自分も、情けない自分もいますよね。理屈ではわかってるけど、そうできひんことってありますよね、みたいな…。そういうことが書かれてるエッセイなんですよね」「説教臭くないし、笑える」と話し、“今の小原さん”だからこそ書ける「この1冊はすごく貴重」「めっちゃ面白いっすよ」と話していました。
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