部屋をすっきりさせたいのに… 約9割がどうしても「捨てられないもの」
断捨離という言葉はすっかり定着しているが、まったく実践できていない人も多い。
どう考えてももう使わないのならば、捨ててしまったほうがいいのかもしれない。しかし思い入れやもったいない気持ちなどから、捨てられずにいるものがある人も多いようだ。
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■約9割「不要なのに捨てられない」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女678名を対象に「不要な持ち物」に関する意識調査を実施したところ、全体で86.4%の人が「不要だと分かっているのに捨てられないものがある」と回答した。
思い出が詰まっていたりいつか使うかもしれないと感じたりするものは、なかなか捨てづらいのかもしれない。
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■女性に多い傾向
性年代別では、すべての年代で女性の割合が高くなっているのが特徴といえるだろう。女性のほうが、持ち物への愛着を持ちやすい人が多いのだろうか。
また年齢を重ねるほど、割合が増えているのも印象的だ。高齢層ほど、思い出や記念品を重視するのかもしれない。
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■もったいないと思って
使っていない食事を捨てられないでいる40代女性は、「家に、ずっと使っていない食器が大量にあります。引き出物としてもらったものや母から譲り受けたものなどそこまで思い出があるわけではないんですが、どれも『もったいない』と感じてしまって捨てられないんです」と語る。
捨てる勇気が出ないようで、「それほど高価なものでもないので、思い切って捨ててもいいと考えるときもあります。しかしいざとなると勇気が出ずに、そのまま家に置きっぱなしになっているんです。ただ収納スペースを圧迫しているのもたしかなので、いつか片付けたいなとは思っています」と続けた。
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■使わないタッパーが…
Xでは、「家の中に、不要物ありすぎ。もう使わなくなったタッパーとか、取っていてどうするの?」や「物を捨てられない質の自分、も部屋の中が不要なものだらけで困っています」と捨てられないタイプの人からの投稿が多く見られた。
さらには、「旦那は不要なおもちゃを捨てたい派、私は思い入れがあって捨てられない派」と夫婦で考えが違う人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女678名