水筒に入れると実は危険な3つの物、その正体に衝撃走る… タイガー魔法瓶も「絶対やめて」
通常の水筒に入れてはいけない「3つの物体」をご存知だろうか。2割の人物が「入れても問題ない」と勘違いしていることが明らかになった。
冬本番と遜色ない寒さが感じられる、今日この頃。水筒に温かい飲み物を入れ出した人も多いのでは。
さて読者諸君は、一見すると水筒と相性が良さそうだが、じつは入れてはいけない「3つの物体」をご存知だろうか。
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■問題の3つとは…
以前Sirabee編集部では、炭酸水、牛乳、果物を水筒に入れる行為について、全国10~60代の男女718名にアンケート調査を行なったことが。
調査の結果、いずれの質問に対しても「(入れても)良いと思う」と回答したのは、全体の約20%程度であった。
記者自身はこれらを水筒に入れた経験は無いが、それは「入れてはいけないから」という思いではなく、そもそも「牛乳や炭酸水、果物を携帯しよう」という思いに至らなかったからである。
そこで今回は、水筒のプロであるタイガー魔法瓶に、これらを水筒に入れる是非について尋ねてみることに。
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■「入れたら駄目」な理由に驚き
タイガー魔法瓶によると、これら3点は通常の水筒には「入れてはいけない」という。
その理由について、まず担当者は「炭酸飲料を入れると、炭酸で真空断熱ボトル内の内圧が上がり、栓が開かなくなったり、内容物が噴き出すことがあります。部品が破損してふたが飛ぶなどの危険もあるので、絶対に使わないでください」と、説明している。
また、牛乳を入れてはいけない理由については「腐敗・変質の原因になります」と、断言。
さらに、牛乳を入れて長時間放置した場合、腐敗や変質のよってガスが発生して本体の内圧が上がり、こちらも栓が開かなくなったり、内容物が噴き出たり、部品が破損して飛散する可能性もあるという。
担当者は「パッキンなど部品の隙間に付着すると、臭いの原因にもなります」「カフェオレやミルクティーも避けてください」と、補足している。
最後に、果物類については「茶葉、フルーツ等の果肉のある飲み物を入れると目づまりし、漏れるおそれがあります」と、注意を喚起していた。
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■タイガーの技術工夫に驚き…
しかしタイガー魔法瓶では、この内のひとつの携帯に対応した商品を開発している。その詳細について、担当者は「当社では、炭酸に対応した真空断熱炭酸ボトルを発売しております」と、説明。
同社の真空断熱炭酸ボトルは、万が一ボトル内の圧力が高まったときに作動する「安全弁」を採用している。これは、真夏の車中放置などで温度が著しく上昇してしまった場合などにも有効で、栓が飛んだり中身が吹き出すのを防いでくれるのだ。
また、通常使用時にキャップを閉めている際は、炭酸ガスをボトル内にしっかり閉じ込めつつ、キャップ開栓時には炭酸ガスを先に抜く「炭酸ガス抜き機構」も採用。これにより、中身の吹き出しを防ぐだけでなく、軽い力で開けられるようになっているのだ。
さらに「スーパークリーンPlus加工」によりボトル内面の凹凸を少なくすることで炭酸の気化を抑え、汚れ・匂いがつきにくくなっているのもポイント。
「出先でも炭酸を楽しみたい」という人は、ぜひタイガー魔法瓶の「真空断熱炭酸ボトル」をチェックしてみてほしい。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee編集部・秋山 はじめ 取材協力/タイガー魔法瓶)
対象:全国10代~60代男女718名 (有効回答数)