日本人の平均身長は“伸びていない”　中国、韓国に抜かれた現状に伊集院光が一言　「問題ない」

ジャーナリストの池上彰氏がメインMCを務める『池上彰のニュースそうだったのか!!』（テレビ朝日系）が11月30日に放送。

「日本人の身長」に関する意外なデータが紹介され、タレント・伊集院光が“誰もが納得する”持論を展開した。

■日本人の身長は高くなっている？

30日の放送は、一般的な認識とズレのある事柄について「最新データ」を紹介するという内容。中でも出演者たちの注目を集めたのが「日本人の平均身長」に関する数値だった。

お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇は「食べ物が欧米化し、身長はどんどん高くなっているのでは」と事前に傾向を予想したが、実際に数値を見ると1980年代から現在に至る約40年間は「ほぼ変化なし」という結果に。

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■40年で中韓に抜かれた現状

「今や低下が始まっているとの研究もある。男女とも同じ傾向」と池上氏。

ちなみに東南アジア各国と比較すると約40年前、日本人男性の平均身長はお隣・韓国、中国より2〜3cm高い170.4cmだったが、直近データでは両国に3cm以上も抜かれた172.1cm。各国が身長を伸ばす中、池上氏は「（日本だけ）伸びが非常に少ない」と分析した。

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■原因はどこに？

原因は「生まれた時の体重に関係があるのではないか」と続けた池上氏。

出生時の体重が低いと成人身長も低くなりやすいというデータがあるそうで、「今は痩せている妊婦さんも多く、スタイルを気にされることもあって、産まれた赤ちゃんも小さいのではないか。それゆえ身長がなかなか伸びない、という研究結果もある」と紹介した。

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■伊集院の発した一言

出演者たちが驚きの表情を浮かべる中、伊集院は「仮説ですが」と前置きした上で「医学が発達し、日本では小さすぎて産まれにくかった赤ちゃんも救命できるようになった。そして健康寿命が他国より高ければ身長はあまり問題がない」と持論を述べる。

共演者たちはその意見に感心した様子を見せ、「まさにデータを（見た人が）どう解釈するかということ。身長が高くなくても、健康なら良いよ、という話ですよね」と池上氏は締めていた。

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（文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）