リュウジ氏の「塩油ぞうめん」が絶品でハマる 余ったそうめんは全部これで決まり
リュウジ氏の「塩油ぞうめん」はあっさり味なのに旨みが深すぎる。もうこれでそうめんは余らなくなる。
夏に活躍するそうめんだが、毎年少し余ってしまうという人も多いだろう。料理研究家・リュウジ氏は、そんな余ったそうめんを使って作る「塩油ぞうめん」を紹介していた。
なお、油ぞうめんは奄美大島の郷土料理だが、塩味で作るらしい。気になったので、編集部でも作ってみた。
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■そうめんが余っていたらぜひ作ろう
用意する材料はこちら。
ごま油:大さじ1
にんにく:5g
そうめん:100g
これ!うま!!つゆ:大さじ1と小さじ1
酒:大さじ1
黒こしょう:適量
塩:1つまみ
小ねぎ:適量
ラー油:適量
そうめんは、手延べタイプのものでも手頃な価格のものでもどちらでもOK。味の決め手となるのは白だしとめんつゆのいいとこどりをした、これ!うま!!つゆだ。
これ!うま!!つゆがない場合は、白だしを代わりに使うといいだろう。
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■シンプルな材料で麺を味わう
にんにくをみじん切りにしたら、フライパンにごま油大さじ1と一緒に入れて柴犬色になるまで炒めていこう。その間に、隣でそうめんを茹でるお湯を沸かしておくと効率がいい。
手延べそうめんの場合は、沸騰したお湯で40秒茹でる。安価なそうめんの場合は、太さが違うので2分弱茹でて欲しい。また、安価なそうめんにコシを出すために、茹でるお湯にお酢小さじ2を加えるのがポイント。少し硬めに茹でたら、すぐに流水で締めていこう。
しっかり水気を切ったそうめんをフライパンに加えて、火をつける前に麺全体に油を絡ませておく。「そうめんを硬めに茹でておくとくっつかない」とリュウジ氏はいう。
火をつけたらこれ!うま!!つゆ大さじ1と小さじ1、酒大さじ1、黒こしょう適量、塩1つまみを加えて軽く炒め、お皿に盛り付けて小ねぎを散らし、お好みでラー油をかけて完成だ。
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■出し香る油ぞうめん
カリッとしたガーリックの風味と出しが麺にしっかり絡んで、上品なのにパンチの効いた味。硬めにそうめんを茹でているので、つるっとしてコシのある食感が楽しめる。ピリッとしたラー油の辛さも味を引き締めてくれていていい。
具材はないが、出汁 の味がしっかりするので麺だけで相当美味しいしお酒にも合う味。飲んだ後の〆にも良さそう。余ったそうめんが絶品になる塩油ぞうめん、そうめんをわざわざ買って作りたくなる美味しさだった。
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■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)