『ドクターX』手術後“手を置く”意味は… 米倉涼子のアドリブでファンも「気になってた」
『ドクターX』米倉涼子のアドリブによって生み出された名物シーン。セリフはないものの、「一発でわかる」と脚本家が振り返る。
3日深夜放送『アンタウォッチマン』(テレビ朝日系)で同局の人気医療ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』を特集。主演女優・米倉涼子のアドリブで生まれた「名物シーン」が解説され、大きな話題を集めている。
■医療ドラマの金字塔
2012年からこれまでに全7シリーズが放送された、医療ドラマの金字塔『ドクターX』。10年間の連ドラ平均視聴率1位を記録した同作は12月6日公開の劇場版で完結となる。
フリーランスの外科医・大門未知子(米倉)の「私、失敗しないので」「…致しません」といった名セリフなど、印象的なシーンも多い同作。ドラマシリーズをほぼ手掛けた「同作の生みの親」脚本家・中園ミホ氏は「ある名物シーン」の秘話を明かしていく。
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■「私、失敗しないので」の裏話
先述の「私、失敗しないので」は、柔道五輪金メダリスト・松本薫氏の「私ミスはしないので」との発言から影響を受けたと中園氏は告白。「すごくかっこいいなと思って。そのひと言にどれだけツライ稽古を積んできたか、そういうのに裏打ちされた言葉だなと思って」と解説する。
さらに、手術後に大量のガムシロップをコップに注ぎ一気飲みするシーンは、米倉がスーパー外科医に手術した際に聞いた話を採用。「手術終わると脳が乾くからガムシロップを飲んでやっと脳が循環する」とのスーパー外科医の体験談を大門に落とし込んだと明かされた。