「おれのウンチでかい!」と大人が堂々と言い、笑えるカードゲーム 開発者に話を聞いた
いま話題の『開運コロシアム』。「そのウンチやばいって」「そのウンチの使い方、硬いね」なども言えます。
バンダイと小学館が共同開発したカードゲーム「開運コロシアム」。9月には第1弾が、12月14日には第2弾が発売されます。Sirabee取材班はコロコロコミック編集部にお邪魔し開発者の皆様に裏話を伺ったところ、想像以上に“ウンチ”が要となっていたことがわかりました。
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■1回でルールがわかる
このカードゲームのテーマは、運。勝敗の鍵を握るのはジャンケンです。
カードに描かれたジャンケンマークで相手と勝負し、勝敗により相手に与える攻撃ポイントが変わります。
「カードゲームはルールが複雑化していることもあり、難易度が高く練習している人が強くなりがちです。開運コロシアムは誰でも楽しめるように1回遊んでいる姿を見ればルールが理解できるように作りました。運要素の強いゲームです」(バンダイ開発部 多田さん)。
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■ウンチは大人も好きなワード
このゲームでは攻撃ポイントを「運値」と呼びます。開発者は、初めての企画会議のときのことを振り返ります。
「会議室で『運の値と書いて“ウンチ”と読みます』と発表したら、場が一気に盛り上がりました。『それなら“俺のほうがウンチデカい”って言いたいね』など、たくさんの大人が楽しそうに話している姿を見て、運値という言葉を入れることだけはブラさず進行してきました」(バンダイメディア部 髙野さん)。
他にも登場人物の名前が運皇帝(うんこうてい)、運皇后(うんこうごう)など、いたるところにウンチが隠れています。
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■ライトだけど奥深さもアリ
遊んでみると、記者は2種類の楽しみ方ができるように思えました。
① じゃんけんを中心に楽しむ
② 相手の捨てたカードを見ながら、相手の持っているカードや作戦を予想しながら楽しむ
① だけでも十分楽しめますが、開発者である皆様は上級者の②の楽しみ方をしていました。シンプルなルールゆえ、奥深い楽しみ方ができそうです。あと、堂々と「ウンチ」って言えます。
30枚で1デッキに。1パックは5枚入り(198円・税込)。パックには必ず1枚以上のキラカードが入っているので得した気持ちになります。
気になる人は公式HPをチェックしてみてくださいね。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ ヤギコ)