ノンスタ石田明と同期の元『M−1』戦士、今年の審査員に“本音” 「何がいいってね…」
スーパーマラドーナの武智が、『M−1』で同期のNON STYLE・石田明からの審査を受けた当時を回顧。それに対し、今年は…。
お笑いコンビ・スーパーマラドーナの田中一彦と武智が15日、コンビの公式YouTubeチャンネル『スーパーマラドーナ劇場』を更新。漫才師日本一決定戦『M−1グランプリ2024』の審査員について語った。
■審査員9名を発表
同大会は今月22日に決勝戦が行われる予定で、きのう15日に審査員のメンバー9名が発表。
昨年から引き続き審査員を務めるのは海原やすよ・ともこの海原ともこ、博多華丸・大吉の博多大吉、ナイツの塙宣之、中川家の礼二の4人。
ほかには審査員経験者のNON STYLEの石田明、笑い飯の哲夫、初審査となるアンタッチャブルの柴田英嗣、かまいたちの山内健司、オードリーの若林正恭がファイナリストのネタをジャッジする。
昨年までの7人体制から9人体制になったほか、ダウンタウンの松本人志、サンドウィッチマンの富澤たけしらが抜け、様変わりする形となった。
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■武智がいいと思うポイント
2015年から4年連続でファイナリストとなり、3位の成績も残したスーマラの2人は、審査員発表と同日にYouTube動画を投稿。選ばれた9人に田中は「全然信頼できる」「演者も納得するでしょう」と評価し、武智も共感。
関東芸人・関西芸人のバランスなどにも触れつつ、武智は「何がいいってね、今のM−1戦士と離れてるのが僕はすごくいいなと思って」と話す。
続けて、「僕らが2015年に出たときは、同期の石田が審査員やってたりとか。よく飲みに行く笑い飯の哲夫さんが審査員やってたりとか」と、自分たちの出場時と比較した。
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■同期・先輩から審査される心境
2015年の『M−1』決勝戦の審査員は、2008年に優勝している石田、2010年王者の哲夫など、過去のチャンピオン9名が名を連ねた。
武智は吉本の同期や近しい先輩から審査をされた当時を思い出し「向こうも困るし、こっちも、点低かったらちょっと『なんやねん』って思うし」と複雑な心境だったと明かした。
その上で、今回のファイナリストと審査員の関係には「そんな絡んでないと思うねん」「飲みにも行ってないやろうし、親密な関係じゃないから、審査しやすいし、審査されやすいんじゃないかなっていうふうに思う」と所感を語る。
これに田中は「たしかに、ほんまにその通りやんね。いいと思います」とうなずいた。
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■「結構いい布陣」との声も
動画の視聴者からは、「将来やるだろうなって思ってた人がちょっと早めに審査員になったという印象」「結構いい布陣だと思ってる」といったコメントのほか、「オードリー若林さんがM−1決勝戦の審査員とか凄い」「若林たのしみ」と若林の抜擢に注目するコメントが上がった。
「富澤さんがいないのが凄く悲しい」と嘆く視聴者も見られる。