白はんぺんと黒はんぺん、色が違うだけと思いきや… 紀文の明かす「共通点」が予想外すぎる
「はんぺんの色」と言えば、何色を連想するだろうか。大多数が「白」と答える中、一部地域では「黒」という回答が見られた。
トマトの色は赤、カラスの色は黒。当たり前の話ではあるが、ときにはこうした「当たり前」に疑問を抱くことで、見えてくるものも少なくない。
さて、読者諸君は「はんぺんの色」と聞くと、何色を思い浮かべるだろうか。
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■「はんぺんの色」と聞いて連想したのは…
Sirabee編集部では以前、全国の10~60代の男女684名を対象としたアンケートにて、「はんぺんの色」と聞いて連想する色を調査したことが。
その結果、全体の92.4%が「白」と回答し、7.6%が「黒」と回答したことが判明している。
興味深いのが地域ごとの回答結果で、ほぼ全ての地域で「白」という回答が9割を超えているにも関わらず、中部エリアのみ「白」の回答が7割台にまで減少していたのだ。
そこで今回は、地域ごとの「はんぺんの色」について、紀文食品に詳しい話を聞いてみることに…。
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■静岡の知名度、圧倒的だった…
今回の調査結果を受け、紀文の担当者は「静岡県には黒はんぺんという名産品があります」「(黒はんぺんは)さば や いわしなどの赤身系の魚のすり身を使用していて、食感もしっとりとしています。静岡おでんの具としても有名で、そのまま食べるのはもちろん、フライなどにしても食べられているようです」と、説明する。
じつは以前、紀文でも「はんぺんの認知度」に関する都道府県別の調査を実施した経験があるようで、その際も「黒はんぺん」の認知度は静岡がぶっち切りで高かったと判明。
担当者は「ちなみに認知度の順位は、静岡と隣接する山梨、愛知と続いています」とも補足していたが、それでも静岡とは倍近い差が開いていたそうだ。
今回は地域ごとの回答結果を都道府県でなくエリアでまとめた影響か、静岡を含む中部エリアの「黒はんぺん」回答割合も2割弱と、そう多くはなかった。
こちらに対し、紀文の担当者は「おそらく今回『黒はんぺん』を連想された方の多くは、静岡県の方だと思います」と推測していた。