古田敦也氏、下柳剛氏が語るプロ野球史上“最恐”外国人選手に驚き 「ピストルで…」
下柳剛氏が語ったプロ野球史上「最恐」外国人選手とは…。古田氏は「おお、懐かしいの出してくれたね」と驚きの声を上げた。
元福岡ダイエーホークスの下柳剛氏が、元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也氏のYouTubeチャンネル『フルタの方程式』に出演。ダイエー時代に同僚だった「最恐外国人」を語った。
■最強外国人選手をトーク
元中日ドラゴンズの山本昌氏、元阪神タイガース下柳剛氏、元読売ジャイアンツ元木大介氏、元北海道日本ハムファイターズ鶴岡慎也氏が出演し、最強外国人をテーマにトークをした今回の動画。
下柳氏は「怖いほうです」と前置きしたうえで、1995年に福岡ダイエーホークスでプレーしたケビン・ミッチェル氏を挙げる。名前を聞いた古田氏は「おお、懐かしいの出してくれたね」と驚きの声を上げた。
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■ミッチェル氏を語る
ミッチェル氏を下柳氏は「半分ぐらいしかいなかったですね。打った試合は7割ぐらい勝っていた。前の年かなんかにワールドシリーズのMVPを取って、この年(1995年)はメジャーがストライキをしていた年で。めちゃくちゃ打つんですよ」と解説する。
最恐に選んだ理由については「お風呂に入っていたら、背中に傷があるんですよ。映画で見たような。『その傷はなんだ?』と言ったら、ピストルで撃たれたと。子供のころ、ギャングだったって。後ろから撃たれたっていうんですよ」と告白した。
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■マシンガンを撃った?
下柳氏はさらに「そのあとどうしたんだと言ったら、『マシンガンで撃ち返した』って。ある意味こいつは怖いな、本当にと思って。でもバットを持ったら最強だった」と語る。
続けて「でも、来ないんですよ、球場に。達川光男さんが迎えに行ってたのかな、いつも。言わないと来ないから。福岡ドームの裏かなんかに住んでいて。ある日突然、ミッチェルがいないと、どうしたんだと言ったら、帰ったらしい」と回想。
話を聞いた山本氏は「マシンガンを撃った野球選手はあんまりいないよね、日本には」と驚いていた。
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■1995年に来日
ミッチェル選手は王貞治氏がダイエーの監督に就任した1995年に来日。
メジャーリーグでホームラン王を獲得した「バリバリのメジャーリーガー」で、年俸は当時としては破格の4億円だったといわれている。
開幕戦の初打席でいきなり満塁ホームランを放つなど、持ち前のパワーを発揮したものの、アメリカ時代から続く素行の悪さは相変わらず。
遠征帯同の拒否や乱闘事件、さらには2度の無断帰国を行い、シーズン途中に解雇された。