木村拓哉、能登で被災した料理人へ“マイ包丁”を手渡し… 「かけた言葉」が反響呼ぶ
「やっぱさすがだ」木村拓哉さんが愛用の名前入り包丁を能登の料理人へプレゼント。すると、その後…。
公開中の主演映画『グランメゾン・パリ』が大好評を博している、俳優の木村拓哉さん。彼が、能登半島の被災地を訪れた際の対応が、インターネット上で多くの反響を呼んでいます。
■明石家さんまと「能登でパシリ」
注目を集めたのは、元日に放送された『さんタク』(フジテレビ系)にて、タレントの明石家さんまさんと一緒に、木村さんが能登の被災地を訪れた際の一幕。
2024年の元日、同番組の放送中に地震が発生した背景もあり、2人は「僕らが何かをするよりも、現地の人たちのサポート、パシリ」をするべく、能登で炊き出しなどの活動を行っている、池端隼也シェフを尋ねることに。
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■自身も被災、炊き出しで支え続けたシェフ
自身も被災しているにも関わらず、震災直後の1月3日から炊き出しを行い、これまで10万食以上を振る舞ってきた池端シェフは、「自分にできることはこれかなって」「2025年の元日を笑顔で迎えたい、というのが目標だった」と語ります。
しかし、9月に再び豪雨災害に見舞われたときに「心がポキっと折れた」と池端シェフ。
そんな池端シェフからの「みんなを笑かして下さい」との願いを受け止めた木村さんとさんまさんは、炊き出し1,000食プロジェクトとして、野菜の収穫、港からカニを運ぶなど、さながら「はじめてのおつかいのおじさんバージョン」のようなお手伝いをしていきます。
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■木村が“マイ包丁”を取り出し…
そうしていざ、食材の下ごしらえをしていたときのこと。
木村さんは持参した“マイ包丁”を取り出すと、「一回、コレの切れ味を試して貰っていい? やばいから」と池端さんに手渡します。その包丁でキャベツを切ると、池端シェフは「もう一刀目で分かります!」「いや、すごいです!」と大感激。
すると木村さんは、「これ(木村拓哉の)名前が入ってるんだけど、今日終わったらこれを置いていくから」と切り出し、「縁を切りたくないから、あとで5円だけちょうだい」と、プレゼントではなく5円でマイ包丁を池端シェフへ譲りました。
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■「やっぱさすが」「すごい」多くの反響
その後5円を木村さんに渡し、包丁を授かった池端シェフは「今年震災があって。いま一番気分が上がりました!!」と笑顔に。
刃物を贈ることは「縁を切る」として、とくに祝いの場には縁起が悪いとされる場合があるため、あえて5円を受け取った木村さん。
この粋な計らいにはインターネット上で「キムタクはやっぱさすがだ。真面目に作業こなすのも、能登の人の話聞こうとする姿も。何をしに行くか分かってて包丁持って行ってプレゼントするんだもんなぁ…かっこいいわ」と多くの反響が。
池端シェフに贈った名前入り包丁は、ファンの間でも知られる木村さんの大切な愛用品であり、「あの包丁を贈ったのかぁ。料理人さんへの最大限の敬意だね」「感動してしまった。木村拓哉の名前入りの。たぶんグランメゾンのときに作った包丁じゃないのかな。すごいな、、」といった声もつぶやかれています。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)