子供の頃から、憧れていて… 約4割が「将来」を思って持っているものって?

大人になるにつれて、現実的になってしまうのかもしれないが…。

2025/01/11 10:00


タブレットでイラスト

将来の目標や夢を持つことは、人生における原動力になると言われている。しかし年齢や環境の変化によって、その重要性やとらえ方が変わることもあるようだ。


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■約4割「将来の目標を持っている」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女595名を対象に「夢や目標」に関する意識調査を実施したところ、全体で42.5%の人が「将来の目標や夢を持っている」と回答した。

将来の目標や夢を持っているグラフ

夢を持ち続けるためには現実とのバランスが求められるために、6割近くの人は目標を失いがちになってしまうのかもしれない。


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■若い男性に多く

性年代別では、10〜20代の男性が7割近くの高い割合になっている。

将来の目標や夢を持っている性年代別グラフ

一方で女性は若い世代でも、男性と比べると少ないのが特徴といえるだろう。女性は若くてもでも、現実的な考えを持っている人が多いのかもしれない。


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■絵を諦めきれずに…

絵を描くのが好きな20代男性は、「私は小学生の頃から、絵を描くことが好きでした。高校卒業後はデザイン系の専門学校に進み、将来はイラストレーターになりたいと思っていたんです。しかし卒業後に就職したのは普通の会社で、夢とはかけ離れた仕事でした」と思いを語った。

それでも夢は諦められなかったようで、「最初は生活のためと割り切っていましたが、やはり絵を描くことへの情熱を忘れられなくて…。そこで空いた時間を使って絵を描き続け、SNSで発信するようになりました。少しずつフォロワーも増え、今ではたまにイラストの依頼を受けるようになったんです」と続けた。


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■現実的な価値観も大切

一方で結婚して家族がいる40代女性は、「今の私は、とくに夢や目標を持っていません。昔は好きなことを仕事にしたいと思ったこともありましたが、年齢を重ねるにつれて現実的な問題が目の前に増えていきました。現在は仕事と家庭を両立するのが精一杯で、今の生活を維持することが最優先なんです」と現在の状況を述べた。

さらに続けて、「夢を持つこと自体は素晴らしいとは思いますが、目の前の責任を果たすことのほうが自分にとっては大切だと感じています。夢を追い続けることができる人をうらやましく思う反面、現実的な価値観を持つことも必要だと思うようになったんです」とも話していた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
2024年11月13日~2024年11月17日 
調査対象:全国10代~60代の男女595名 
目標将来
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