言ったら嫌われる? 約4割が「親しい人」にも見せられない気持ち
たとえ親しい人であっても、見せられない部分はあるようで…。
人は誰しも、弱さや悩みを抱えて生きている。それを他人に打ち明けることは、簡単ではないことも多いだろう。とくに親しい人に対しては、自分を強く見せたいという気持ちから弱みを見せられない場合も…。
■約6割「親しい友人に弱音を…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女595名を対象に実施した調査では、全体で64.4%が「親しい人にも弱みを見せられない」と回答した。
多くの人が親しい相手にも良い印象を保ちたいと考え、ネガティブな面を見せることに抵抗を感じていることがわかる。
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■プライドが邪魔して
人に相談するのが苦手な20代女性は、「私は昔から人に頼るのが苦手で、なんでも自分で解決しようとしてきました。とくに家族や友達には弱いところを見せたくなくて、仕事で辛いことがあっても『大丈夫』と強がってしまうところがあるんです」と話す。
本当は誰かを頼りたいようで、「仕事でミスをして落ち込んでいたときも友達から心配されましたが、『なにもないよ』と答えてしまって…。本当は、話を聞いてほしかったのに…」と続けた。
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■一度、気持ちを伝えたことで
入院がきっかけで友達に弱音を吐けた30代男性は、「私はもともと、親しい友達にも弱音を吐けないタイプでした。しかし体調を崩して入院することになり、そのとき初めて友達に弱音を吐いたんです。最初は申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、友達が『頼ってくれてうれしい』と言ってくれて気持ちが軽くなりました」と当時を振り返る。
今は素直な気持ちが出せるようになってきたそうで、「それからは少しずつ素直になれて、悩みがあれば友達に相談するようになっています」とも話していた。
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■相談して気持ちが楽に
弱い自分をあまり隠さない30代女性は、「私は、自分の弱さを隠すことはあまりありません。困ったことがあればすぐに、家族や友達に相談するタイプです。自分一人では解決できないことも多いですし、話すことで気持ちが軽くなることもあると思うんです」と考えを述べた。
ただきちんと相手は選んだほうがいいと考えているようで、「弱みを見せる場合には大切な話もすることになるので、相手をきちんと選ぶ必要はあります。噂話が好きな人などには、絶対に相談はしません」とも語っていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女595名