『止まれ』と書かれた交差点、一時停止しなくて良い理由に衝撃走る 「知らなかった…」と驚きの声
地面に「止まれ」と書かれているが、「一時停止」の標識が存在しない交差点が話題に。果たして、ドライバーに「一時停止の義務」はあるのだろうか。
道を歩いていると、必ず目にするのが道路標識。改めて言う話でもないのだが、ドライバー各位は標識の内容を遵守しなければならない。
しかし以前X上では、とある交差点で目撃された「レアすぎるシチュエーション」に、疑問の声が寄せられていたのだ。
■この交差点、何かが足りない…?
今回注目したいのは、Xユーザー・たこ(道路好団垢)さんが投稿したポスト。
こちらの投稿には、地面に大きく「止まれ」と書かれた交差点と、横断歩道の写った写真が添えられている。しかし、停止線付近に「横断歩道」の道路標識はあるものの、「一時停止」の標識は確認できない。
そしてポスト本文には、「『止まれ』の法定外標示があるにも拘らず、一時停止標識が存在しないため、道交法上は一時停止規制が発効しない希有な交差点」と、驚きの1文が綴られていたのだ。
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■「停止の義務ないの?」と戸惑いの声も…
ドライバー自身が気付かぬうちに「一時停止違反」をしてしまうケースは少なくない。読者諸君の中にも(一時停止違反が起こりやすいエリアで)隠れていた警察官に取り締まりを受けた…という、苦い経験の持ち主がいることだろう。
こちらのポストは瞬く間に話題となり、投稿からわずか数日で3,000件ものリポストを記録する事態に。
Xユーザーからは「知らなかった」「確かに珍しいな」「こういう特殊なケースもあるのか」「停止線もあるけど、停止の義務はないの?」など、驚きと戸惑いの入り混じった声が多数寄せられていた。
ポスト投稿主・たこさんに話を聞いたところ、こちらの光景は長野県下伊那郡の「売木村」(うるぎむら)付近、国道418号にて目撃したものと判明。
そこで今回は、こちらの交差点を走行する際の「道交法上の義務」について、長野県警察に取材を敢行することに。その結果、驚きの事実が明らかになったのだ…。