巨人の新外国人選手キャベッジは「ホームラン30本打てる」　江川卓氏が活躍を予想

元読売ジャイアンツの江川卓氏が、自身のYouTubeチャンネル『江川卓のたかされ』を更新。巨人の新外国人選手トレイ・キャベッジ選手を分析した。

【動画】江川氏がキャベッジ選手を分析

■キャベッジ選手を分析

キャベッジ選手（右投げ左打ち）のバッティング映像を見た江川氏は「右肩があまり開かないから、左ピッチャーも打てるかもね。ステップしないし、長打力もありそうだしね。フルにやったら、ホームラン30本ぐらい打つ雰囲気がある」と絶賛する。

守備についても「まあまあ良いぞというところ」と語ったうえで、「クセのないバッターですね。あんまり大きく足を上げないので、ツーシームを打つのに適した待ち方をしている」と分析した。

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■30本近くホームランを打つ

江川氏はさらに「インコースも外側も打っているので。直球を打っているシーンが多くて、変化球はわかりませんけど、打っている形は悪くない」と持論を展開。

続けて「パンチ力もありそうなので、ずっと試合に出たら30本近く打つ可能性はありますね。日本の球場であれば」と活躍を予想する。

その後、江川氏はキャベッジ選手の課題についても、独自の分析をした。

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■岡本選手レフト構想に驚き

キャベッジ選手の起用法について、阿部慎之助監督がファーストのポディションを与える構想を持っていることが、スタッフによって紹介される。

また、岡本和真選手をレフトかサードに起用する方針を示し、同選手が「レフトを希望している」とスタッフが説明すると、江川氏は「えー本当？　岡本さんの本心と思えないけど。外野のほうがバッテングに集中できるのかな」と驚く。

さらに「掛布雅之というのが友達にいるけど、掛布の感覚とは違うからね。絶対サードでしょ、考え方が。岡本さんが自分でレフトがいいと言っているなら、不思議な気がします。時代とともに感覚が変わっているのかもしれないけど」と語っていた。

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■大谷選手ともプレー

キャベッジ選手はメジャーでの実績は乏しいものの、3Aでトリプルスリーを達成した経験を持つ。メジャーでは2023年エンゼルスに所属し、大谷翔平選手と一緒にプレーしたこともある。

巨人は昨年前半、救世主的な活躍を見せたエリエ・ヘルナンデス選手と契約延長。終盤入団したココ・モンテス選手は自由契約とした。

キャベッジ選手が江川氏が分析した通りの活躍を見せることができれば、昨年得点力不足に悩んだ巨人にとっては、大きな戦力補強になる。