スキー場で遭遇した看板、利用禁止の条件に目を疑うも… 「マジで危ない」と共感の声

「自称上級者」の利用を禁止したスキー場の看板の「センスが高すぎる」と話題に。看板の管理者は「危険も伴うコース」と説明する。

2025/01/16 11:00


スキー場という独特の空間の中で、異性が普段以上に魅力的に見えるのがゲレンデマジック。なお、この現象は自分自身に対しても有効であるようだ。

X上では現在、このゲレンデマジックをぶち壊してくれる看板の内容に、称賛の声が寄せられているのをご存知だろうか。



■看板の「5文字」に思わず驚き

今回注目したいのは、写真家・関一也さんが投稿した1件のポスト。

「自称上級者ww」とだけ綴られた投稿には、スキー場のゲレンデに設置された黄色い看板の写真が添えられ、「上級者・エキスパート専用」と書かれた看板には「次の方は利用禁止です」というルールが確認できる。

小丸山スキー場

その対象者は「初心者」「初級者」「中級者」…そして、「自称上級者」となっていたのだった。


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■「自称上級者」に納得の声も

滑りやすいコースを滑っているうちに、人は「ひょっとして自分、もう既に上級者かも…」というゲレンデマジック(思い込み)にかかりがち。

そんな「自称上級者」に宛てたハイセンスな看板は瞬く間に話題となり、件のポストは投稿からわずか数日で1万件以上ものリポストを記録している。

Xユーザーからは「初めて見た…」「自称上級者、の線引きが難しい」「自称上級者がコース外を滑って骨折するパターンもあるので、マジ危ない」「まあ、自称上級者が一番タチ悪いからな」「煽りが強すぎる」「きっと、過去に自称上級者がやらかしたんだろうなぁ…」など、驚きと共感の声が続出していた。


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■管理者は「注意喚起のため」

ポスト投稿主・関さんは、こちらの看板を長野県下高井郡「小丸山スキー場」にて目撃したそう。発見時の感想については「珍しくて、センス高い看板だなと思いました」と、振り返っている。

そこで今回は、同スキー場を運営する「北志賀藤田観光」に詳しい話を聞いてみることに。

まずは件の看板が話題になっている旨を伝えたところ、担当者は驚いた様子に。どうやら、看板がバズっていたことを取材時点(16日午前)では知らなかったようだ。

「自称上級者」というワードを採用した経緯については、もちろん「煽り目的」などではなく、「危険も伴うコースであるため、注意喚起を目的としております」との回答が得られている。

スキー場でひとつ上のコースにチャレンジする際は、自身の実力がゲレンデマジックによる「過信」ではないか、慎重に見極めておこう。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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