読み方が100種類以上ある“あの漢字”に外国人が悲鳴 伊集院光の指摘にスタジオ納得
外国人が思わず悲鳴を上げる「漢字」の読み方。日本語の中で読み方の種類が最も多いと言われる“あの漢字”について伊集院光が解説した。
16日放送の『言われてみれば確かに!カズとカレンと賢くなる夜』(TBS系)に、タレントの伊集院光が出演。外国人が悲鳴を上げる“ある漢字”の複雑さを解説し、スタジオの出演者を驚かせた。
■外国人が感じる日本の不思議
この日の放送では「外国人が抱えるニッポンの疑問!」第2弾として、伊集院光やアナウンサーの近藤サトなどを「賢人」として迎え、外国人が不思議に思う日本の雑学や疑問に答えていく。
「ミンチ肉はなぜ揚げたら“メンチ”に変化するのか」「魚屋さんは大声で売るのに肉屋さんは静かな理由」など、普段は意識していないものの、言われてみれば確かにと思ってしまう外国人目線の疑問が多数飛び出した。
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■読み方が多すぎる!
来日して1年2か月というドイツの男性は、漢字の読み方の多さに苦労している事を告白。特に“生”という漢字については「いきる、せい、なま…、読み方が多すぎます!」と悲鳴を上げた。
実際、生という漢字には「生(は)える」「生(う)む」「生(お)い立ち」や、地名の「福生(さ)」「生(いく)田」など様々な読み方が存在しており、その数はじつに130種類以上もあるそうだ。
ではなぜ、生という漢字に対してここまで多くの読み方が存在しているのだろうか?
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■最も読み方が多い漢字
この疑問に対して伊集院は「元々言葉があって、そこに漢字をはめていくわけじゃないですか」と、漢字に新しい読み方が生まれるプロセスを解説し、「単純にその時に、生きるっていう字は縁起が良いからだと僕は思う」と持論を語る。
「例えば“死”っていう字だと、なにか死が近づくような気がするみたいな理由で、おおざっぱにあてられるところは“生”が使われることが多かったんだと思います」と、生という漢字に様々な読み方があてられた理由を分析した。
伊集院の説明にスタジオの共演者からは納得の声が上がり、起業家でタレントの河野玄斗も「“生”は漢字の中でも最も読み方が多いと言われているんですけど、“死”には一種類しかない。 伊集院さんのおっしゃる通り」とコメントしていた。
『言われてみれば確かに!カズとカレンと賢くなる夜』はTVerで見逃し配信中。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)