『おむすび』怒涛の伏線回収に「泣ける…」 ドラマタイトルや主題歌に“込められた意味”に気づくファン続出
阪神・淡路大震災から30年を迎えた17日、朝ドラ『おむすび』でも追悼の様子が描かれた。視聴者からは、ドラマの随所に込められた意図に気づいたという声も。
1995年の阪神・淡路大震災から30年が経った17日、NHK連続テレビ小説『おむすび』では、実際の追悼の様子の映像などが流れた。
Xでは、タイトルや主題歌のテーマなど、さまざまなところに込められた“意味”に気づき、思いを馳せる人もみられた。
■実際の追悼の模様も
この日の回の冒頭では、劇中の時間と同じく震災から17年後、東日本大震災から10ヶ月後の2012年1月17日の午前5時46分に、神戸と宮城・石巻市で行われた黙祷や、同日午後2時46分に神戸から東日本大震災の被災地へ祈りを捧げる様子の映像が流れた。
商店街の人々も店のなかで祈りをささげた後、当時のことを振り返り、聖人(北村有起哉)が、「20年後、30年後でも覚えてくれとる人、おるんかな」と口に。
菜摘(田畑志真)が「しっかり、うちらの世代が伝えていきます」と言うと、結(橋本環奈)も「花が大きくなったら、あの日のことをちゃんと話そうと思っとる」と、長女にも震災を語り伝えることを誓った。
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■「重みがより伝わった」
劇中で実際の追悼の模様が流れたことに、Xでは視聴者から、「現代の朝ドラで実際の映像出るの珍しい」と驚きが。
「神戸と東北の実際の映像を交えた冒頭になったから、余計にこの週に東日本大震災を持ってきた事の重みがより伝わった」「実際の映像から始まる。1.17の意味」「“実際の映像”が流れると、胸に突き刺さるような感覚を憶える」「実際の映像に涙腺崩壊。神戸、東北…胸が締め付けられた」といった意見もみられた。