コンサル企業の倒産が過去最多に みんなの意見は? 「時代・環境の変化に…」
参入障壁の低さや、顧客のニーズの高度化など問題はいろいろ…。
実は年々、経営のプロであるコンサルタント業の廃業が増加しているんです。2023年は143件で2024年は154件と過去最多に。
そこでSirabee取材班は、コンサル企業の倒産について聞いてみました。
■経験や人脈で選んだ方がいい
「コンサルってものによったら全然資格がいらないし、名乗ったもん次第な業種でもあるから、コンサルを頼む場合は経験や人脈を見た方がいいってことかな?
コンサルが倒産ってなると『自分の会社はコンサルしなかったの?』って言う人もいるだろうけど、コロナもあったし、不景気だしでいろんな企業が倒産しているから、そりゃコンサルだって打撃を受けるよ」(30代・女性)
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■参入障壁が低いため生き残るのが大変
「コンサルって参入障壁低めなイメージが強いかもなぁ…。中小企業診断士とかは国家資格で難易度も高いって聞くけど、別に国家資格がないとコンサルをしちゃいけないってわけでもないじゃん?
知識や経験、コミュニケーションが必要だから、誰でもできるってわけでもないだろうけど、個人でもやろうと思えばできるから、だからコンサルの内容次第では生き残るのが大変なんだろうね」(30代・女性)
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■時代・環境の変化の対応
「どんな仕事でもそうだけど、結局は時代や環境の変化に対応できないと生き残るのは難しいよ。昔のやり方にこだわり続けても、今は通用しないってこともあるし。
昔のいい部分を残しつつも、新しいことも取り入れたりしないといつかは廃れちゃう。柔軟に変化できるかどうかは大切だと思う、コンサルに限らずね」(20代・女性)
経営のプロであるコンサルタント業が相次いで倒産となると「ん…? 経営のプロなのになぜ?」と疑問に思う人もいるでしょう。ですが、プロと言っても私たちと同じ人間です。顧客ニーズの高度化や経費負担の過大、時代の流れに乗れないことだってあるでしょう。
経営のプロも私たちと同じ人間がやっているということを忘れないようにしましょう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)