元フジアナ長谷川豊氏、スポンサー撤退に“会見の影響”を指摘 「なぜ古巣はここまで…」と嘆きも
ついにスポンサーが続々と撤退し始めたフジテレビ。このきっかけは記者会見の“まずさ”にあったと、元フジテレビアナが古巣を嘆いている。
記者会見後にスポンサーの撤退が相次ぐなど、騒動が収まる気配を見せないフジテレビ。これについて、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が20日、自身Xを更新して「なぜ古巣はここまでズレたんだろう…」などと嘆いた。
【ポスト】元フジテレビアナとして嘆き「あの会見でスポンサーが…」
■20社超がスポンサー降板の一大事に
フジをめぐっては17日、タレント・中居正広の女性トラブルに関与していた疑惑が週刊誌で報じられたのを受け、記者会見を開催。
しかし、動画撮影の禁止のほか、質問はラジオ・テレビ記者会に加盟する新聞・通信社など限定されたことで、透明性に対する疑問が相次いでいた。
その後、花王やNTT東日本、トヨタ自動車、日産自動車など、20社超が20日までにCM出稿を差し止め。スポンサーが続々撤退するという事態に発展している。
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■「なぜ古巣はここまで…」
古巣であるフジの問題に連日言及している長谷川氏は、この日もニュース記事を引用するなどして続々とXを更新。
会見について批判的に論じながら、スポンサー問題にも「花王さんとフジテレビジョンの関係を知ってる人間には衝撃なはず」「花王さんだけは最後まで残ると思ってた」などと驚きを露わにする。
そして20日午後には、「なぜ古巣はここまでズレたんだろう…」と引用なしで自身の言葉をつづり始めた。
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■会見でスポンサーが離れたと指摘
同ポストでは「お台場という井戸の中から外に出れば誰でも分かってること」と閉鎖性を指摘すると、続けて「あの会見でスポンサーが撤退したのは『被害者への謝罪と心配りが全くない』ことに尽きるんだと思う」と分析。
「女性を粗末に扱ってた昭和や平成前期とは時代が違うのに…」と結び、古巣の認識を批判していった。一方で、続くポストでは「大きく改善できるきっかけになると信じています」と期待も示している。
一連の投稿には、「元からズレまくりでしょう」「フジテレビに残された選択肢はあまりない」「今回の件は、一昔前でいうところの女性にお茶汲みさせるなとかの延長ではないんでしょうか?」といった声が寄せられている。