フジテレビ社長、本日夕方に社員へ向け“説明会”予定 元文春記者「普通に考えたら…」と内容を推測
スポンサー離れが加速しているフジテレビ。3月までの損失を軽鎖した結果…。
22日、YouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』が生配信を実施し、フジテレビの“損失”はどれくらいになるのかを説明。
また本日の夕方には、フジテレビでは港浩一社長が社員向けに説明会があることを明かしました。
■“スポンサー離れ”75社以上
元週刊文春の記者・赤石晋一郎さんと甚野博則さんが様々なニュースを掘り下げていく同チャンネルで、今回はフジテレビの“今後”について考察しました。
引退を発表した中居正広さんの事件で激震が続いているフジテレビ。“スポンサー離れ”が話題になるなか、17日には港浩一社長が会見を開くも、テレビカメラを入れなかったことや踏み込んだ質問には「回答を控える」と連発。これを受け、スポンサー離れが加速。現在75社以上の企業が差止め・見直しの措置をしています。
関連記事:フジ現役女性アナウンサーが告発 中居会食に呼ばれた 男性タレントが全裸で手招きも…拒絶 文春報道
■損失は60億~110億円
そのため、現在フジテレビでは差し替えられたACジャパンが流れ続けている状態ですが、赤石さんは広告関係者と損失について計算したそう。
試算した結果「3月までの概算見積で60億~110億円くらいの規模の損失になる」「来期4月からのCMの契約はおそらく結べていない状態。被害規模はもっと拡大する可能性がある」「2月くらいを目処に、なんらかの対応・決着をつけないとビジネスの話は到底できない」と説明しました。
関連記事:「Mr.サンデー」中居問題&フジ会見を25分超え詳報 宮根誠司氏「“お前、えらそうに言うやん”と…」
■本日、社員向けに「これまでの経緯と今後」説明
また、赤石さんは本日23日に同局では緊急で臨時役員会が開かれ、17時半には社内向けに「これまでの経緯と今後」について社長から説明会のようなものがあることを明かしました。
「普通に考えたら『第三者委員会を設置して、私は辞めます』ということじゃないかと見ている」と退任しなければならない状況であり、三者委員会の調査終了をもって辞任するのではないかと推測。
さらに、第三者委員会により「事件の闇がどこまで明かされるか」と、事件を隠蔽していたこと、その仕組みをなくすことができるのかがポイントでだと語りました。