水原一平被告、大谷翔平になりすました音声が公開 「これで騙せるんか?」“ある部分”に疑問の声
水原一平被告が、大谷翔平になりすまして銀行に送金を依頼する通話の音声が公開。生々しいやり取りに「怖すぎる」といった声も。
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳で、スポーツ賭博に関与して銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告が、銀行員と電話で話している音声が日本時間24日、公開された。その声色や話し方にXでも注目が集まっている。
■銀行への電話でなりすまし
水原被告は、2021年から昨年にかけて、違法スポーツ賭博に関与し、大谷選手の口座から1659万ドル(約25億7,000万円)を盗んで胴元に不正に送金したとされる。連邦地検との司法取引に応じ、罪を認めていた。
裁判では、水原被告が銀行員との通話で、大谷選手になりすまして、口座から20万ドル(約3,100万円)を水原被告の口座に送金するよう依頼する様子のやり取りの音声が提出。その音声が米メディアで公開された。
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■自身を「友人です」
音声では、行員から電話をかけているのが誰かを問われると、水原被告は「ショウヘイ・オオタニ」と名乗る。送金の用途について確認されると、「カーローン」と返答。さらに、受取人である水原被告との関係については「友人です」などと話していた。
なお、米連邦検察は水原被告に、禁錮4年9ヶ月と1,700万ドル(約26億円)の支払いなどを求刑。量刑は2月6日に言い渡される予定となっている。