もし自分が蚊だったらどう死にたい?と調査 蚊取り線香派は「安楽死」願望強め?
花火大会やBBQなど、夏の楽しさに夢中になっているあなたにそっと忍び寄る影…。そう、「蚊」です。気付かない間に刺されていて、突然「かゆい!」と感じる経験が誰しも一度はあるかと思います。
蚊に刺されるのが嫌で、「やられるくらいならやっちまえ精神」がゆえに、蚊を殺してしまう人もいるでしょう。パチッと叩くか、室内で気配だけ感じる場合は蚊取り線香を使う人も少なくないのではないでしょうか。では、もしあなたが蚊だとして、どうせ殺されてしまうなら「蚊取り線香」か「人間に叩かれる」か、どちらを選びますか?
そこで今回、しらべぇ編集部では20代から60代の男女1500人を対象に、「もしあなたが蚊だとしたら、『蚊取り線香で死ぬ』もしくは『人間に叩かれて死ぬ』、どちらを選びますか?」というアンケート調査を実施しました。すると、以下のような結果となりました。
・蚊取り線香で死ぬ:44.2%
・人間に叩かれて死ぬ:55.8%
このように「人間に叩かれて死ぬ」と答えた人が半数を超え、「蚊取り線香で死ぬ」と答えた人を上回りましたが、その差はそこまで大きいわけではありませんでした。そこで、どのように考えて選んだのか、その理由を聞いてみることにしました。今回は「蚊取り線香で死ぬ」と答えた人の意見の一部を紹介します。
「なんだか蚊取りは気付かないうちに死ねそう。安楽死っぽい」(30代男性)
安楽死なのかどうかはわかりませんが、イメージ的には睡眠薬を飲んで眠るように…といった感じでしょうか。痛みや死への恐怖が一番なさそうと考えての選択のようです。
「自分が蚊を叩いて殺すとき、うまく叩けずにだいだい半殺しにしてしまう。もがいているのが苦しそう」(40代女性)
叩かれるのが嫌だから蚊取り線香という消去法で選んだようです。叩かれたとき即死ならばまだいいかもしれませんが、叩かれることによって負った大怪我で痛みながら徐々に…というのは想像しただけで苦しそうです…。
「個人的に蚊取りのニオイが好きだから。人間でも死ねるなら蚊取りで死にたい」(30代女性)
蚊取り線香のちょっと独特なあのニオイが好きだとしたら最高な死に方なのかも、と思えるような意見ですね。筆者も好きな「焼きたてパンの匂い」で死ぬなら、確かに最高かもと納得してしまいました。
ちなみに、人によって薬の効き目が違うように、蚊も蚊取り線香による効果が個々で違うようです。日本の蚊取り線香では東南アジアの蚊には全く効かないとか…。日本の蚊も蚊取り線香に対して強くなったら、私たちは蚊取り線香という飛び道具を使うのではなく、直接対決を挑まなくてはならないかもしれません。
今回は、もし自分が蚊で死ぬならば「蚊取り線香で死にたい派」の意見を紹介しました。次回は、「人間に叩かれて死にたい派」の意見を紹介したいと思います。
【調査概要】
方法:方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)