【成瀬心美の嫌よ嫌よも愛のうち】運動神経悪い「女子」はとにかく悲惨である??
みなさんこんにちは、成瀬心美です!
わたしの大好きな番組『アメトーーク』(テレビ朝日系)さんは、素晴らしい功績を数々残してます。そのひとつが、“運動神経が悪い”人たちにあえて光を当てたこと!「運動神経悪い芸人」が放送されてからというもの、「わたし運動神経悪いんです」って言いやすい世の中になりました。
ただね、あの企画は、運動神経悪い“男性”に焦点を当ててますよね。これの女性版、「運動神経悪い女」っていうのは、なかなか笑えない事態になるんですよ…。今回はそのことについて“しらべぇ”したいんですけど、調査対象はずばり、わたくし成瀬心美です。
わたしは、今まで生きてきて、自分より運動神経が悪い人に会ったことがありません。なので、わたしの“運動神経悪いエピソード”の数々を紹介することで、運動神経悪い女子がいかに痛々しいかを説明したいと思います。
■はく離骨折、両手突き指、効果音…
思えば、わたしの人生の中で自分から「運動したい!」と思ったのは、モーニング娘。主演の駅伝映画『ピンチランナー』(2000年)を見た時だけです!!!
あれを見て「わたしも駅伝やりたい!」と思い、ひとりで校庭20周とか挑戦したりしてましたけど、肝心の駅伝を一緒にする友達が見つからず、あえなく断念しました…。2日で…。長距離走じゃダメだったんです、駅伝がよかったんです。でも駅伝は、友達がいないとね…さすがに…。
さて、わたしの体育における“運動神経悪いエピソード”を紹介していきましょう。
●バレーボールにて。ゆっくり上がってきたボールをトスしただけで右手の指が剥離骨折。
●バスケットボールにて。試合でもなんでもない、練習ともいえないようなグダグダした時間に、ただ友達が軽くパスしただけのボールを取り損ね、両手突き指で保健室ダッシュ。
●ソフトボールにて。バッターが打って転がってきたボールが見事わたしの顔面に当たる。
●50メートル走13.2秒。
●跳び箱の授業にて。何回挑戦しても“跳ぶ”ではなく“乗る”になっちゃうため、そのうちにクラスメートたちが、わたしがやる時には「よいしょ!」という効果音を付けるようになる。
●水泳で、全然泳げないので、自由練習タイムに“蹴伸び”だけでも究めようと思い練習しまくる。「究めた!」と思い、渾身の蹴伸びを友達に見せるも、「え、全然進んでないじゃん」と言われる。
……われながら、ヤバいですね。でも、こんなわたしでもクラスで自称ナンバーワン級の実力を誇った球技があります。それは、ゲートボール。わたし、ゲートボールのセンス抜群なんですよね。いやぁ、老後は安心だぁ。スポーツしょう…スポーツ婆さんになっちまうなぁ…痩せちゃうなぁ…(歓喜)
ちなみに、わたしが最も上手くなりたい球技は、バスケットボールです。君が好きだと叫びながらドリブルで走り回って、“パサッ”っとシュートなんてしながら華麗にボールをキャッチしたいものです。
ただ、わたしにとって“スポーツ爆笑場面”ナンバーワンである、「ヘイ、ヘイ!ヘイ!パス!パス!」と言ってパス全っ然もらえない、声だけ張り切るヤツになる可能性大なので、やめといたほうが良さそうですね。ボール得意にならなきゃなぁ…。トホ…
(文/成瀬心美)