最近ネットニュースで見かける「R.I.P」って?20代でも18.8%しか知らない謎略語
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最近、SNSで訃報をシェアするときに「R.I.P」と一言だけ書き込む人を見かけます。その文脈から「ご冥福をお祈りします」のようなことを言っていることは推測できますが、その意味を正確に把握している人はそう多くありません。
本サイトが実施したアンケート調査によると、略語「R.I.P」の意味がわかるのは20代でもわずか18.8%しか存在しません。
【男女1658人に調査】略語「R.I.P」の意味がわかる人の割合
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この略語、いったいどのような意味なのでしょうか。
「R.I.P」は「rest in peace」の略語で、日本語訳すると「安らかにお眠りください」。もともとはラテン語の「requiescat in pace」の頭文字を取ったものです。キリスト教圏で死者に向けて使われる言葉で、お墓によく刻まれています。
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■SNSで「R.I.P」と一言つぶやいてシェアするのはなぜか?
この言葉が、なぜ日本のSNSでも使われるようになったのでしょうか。理由はいくつか考えられます。1つは文字数制限。Twitterが代表的ですが、ネットニュースをシェアするときには端的に内容を説明する必要があると言われています。仮に文字数制限がなくとも、ネットは文章が流し読みされやすいため、短く内容をまとめる必要があるのです。そのため、SNSではこうした略語が好んで使われる傾向にあります。
また、この略語の浸透を欧米圏のカルチャーが日本により浸透してきたことの証左と見る説もあります。Twitterで「R.I.P」と検索すると、アメリカ人やフランス人のツイートに混ざって日本人や中国人がこの略語をつぶやいていることがわかります。
このように、ネットではしばしば昔から存在していた言葉がネット特有のコミュニケーションを理由に普及することがあります。「R.I.P」はその典型例と言えるかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年3月20日~2015年3月23日
対象:全国20代~60代男女1658名