美女が選出!ベストなFacebook上の誕生日メッセージ …最悪なのは「ハゲブスデブ」?
Facebookの浸透がもたらしたコミュニケーションの変化のひとつが、「誕生日おめでとうメッセージの簡素化」です。
トップ画面やプッシュ通知で「今日は友達の誰が誕生日か?」を知らせてくれるFacebook。それによって「今日〇〇さん誕生日なんだ」と知り、タイムラインで祝福のメッセージを送ったことがあるという人は少なくないでしょう。
■簡素すぎて返しにくい…
しかし、気軽に書き込めることから、個人宛のメールやLINEで送る祝福メッセージと比べると簡素になりがち。なかには返しづらいメッセージがあることも否めません。
そこで今回、4月22日に誕生日を迎えた29歳の女性Mさんの“返信作業”に密着。そして、「簡素すぎて返しづらいFacebookの誕生日メッセージ」を選んでもらいました。
Mさんは、独身で交際期間2カ月の彼氏アリ(Facebookの交際ステータスには記載していない)。Facebookでの友達の数は729人(4月22日時点)で、Eカップの胸をもつ美人OLです。彼女のコメントともにご覧ください。
●「おめ!」
「これ、スマホで打ったと考えると、わたし今やってみましたけど、打つのにかかる時間はちょうど1秒ですよ。もう、“いいね!”だけで返したいけど、それだと淡白ですよね…。じゃあ、『あり!』だけで返そうかな…。うーん。返しやすいポイントがほしいですよね」
●「誕おめ!」
「たぶんこれ、『誕生』って変換で出た後に『生』を消して、それに『おめ!』って付けてると思うんですよね。いや、消すなし!略すために一作業入れてる感じがちょっとイヤですよね。誕生日のメッセージは、略さない!わたし自身、今そう決めました」
●「HBD!」
「略しすぎ!これも、数秒で書き込める系ですよね。なんか、なにも伝わってこない…。一応誕生日っていう前提があるから『Happy Birthday』の略だって分かるけど、極論言っちゃうと、『ハゲ・ブス・デブ!』な可能性もあるわけじゃないですか…。
決めました。これには、『TYVM!』で返します。『Thank you very much』です」
このように、一言系のメッセージをバサバサ斬っていくMさん。この他、「おめでとー」や「おめでとん」、「ハピバ!」といった書き込みにも、「『ありがとう』の一言以外返しようがない」と話していました。
また、このような“一言だけ”の書き込みをしたのは計19人で、そのうち男性が16人。こういった点でも、男女の違いが垣間見られます。
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■ベストメッセージは?
では、嬉しいうえに返しやすい、そんなベストメッセージはどんなものなのか? Mさんに2つ選んでもらいました。個人特定を避けるため、若干の変更を加えて紹介します。
●「Mちゃん!お誕生日おめでとう!こないだ話してたあの計画は進んでますか?お互い素敵なアラサー目指してがんばりましょう!」
「『あの計画』っていうのが絶妙です。質問が入ってると、こんなに返しやすいんですね。これ書いたのは1歳年上の女友達なんですけど、やっぱり人柄出てますよ。すごく気遣いのできる人なんで、返しやすいように気を遣ってくれたんだと思います」
●「誕生日おめでとうございます!そういえば去年、誕生日の直後に会いましたね。あれから1年か…。早い!今度、約1年ぶりに会いましょう(笑)」
「前職の仕事関係の男性からです。彼もたしか1歳上。にしても、これは素敵だなぁ。確かに1年会ってないんですけど、そのことを短いなかできれいにオチにしてくれてますよね。これ見て、彼に久々に会いたくなりました。スマートな人だったんで、やっぱり人柄出てます」
ともすると、100人以上に「ありがとう」のメッセージを返すことになるFacebook上での誕生日コミュニケーション。「おめでとう」「ありがとう」という一言だけのやり取りになるのは味気なく、返す側がそれを避けるため苦心する光景がまま見られます。
返しやすいよう、または楽しませようとする少しの工夫が、コミュニケーション能力で差をつけるのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)