「何食べたい？」の質問に20代女子の〇％が困惑…解決の糸口「パクチー法」とは？

男女

2015/04/25 11:00

Sirabee編集部

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後輩や部下にご馳走する時、デートのお誘いの時、家族と食事に出かける時…そんなさまざまなシチュエーションで多くの人が発するであろう言葉といえば、「何が食べたい？」です。

挨拶のように交わされるこの一言ですが、実は多くの人を困らせているよう…。以下のアンケート結果をご覧ください。

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■「何が食べたい？」と聞かれると困る？

まずは、20代から60代の男女計1684人が回答した結果です。

・はい：46.6％
・いいえ：53.4％

全体ではこのように「困る」という人は半数以下ですが、その割合は年代が上がるにつれて下がる傾向となっており、20代では「困る」とした人が58.0％、60代では38.8％と、年代で大きな差が表れました。

さらに、女性の年代別の結果も見てみましょう。以下は、「困る」と回答した割合です。

20代女性といえば、若く、またデートの機会も多いことから、最も「何が食べたい？」と聞かれる層でしょう。その6割以上は、この質問に「困る」と感じていることが分かりました。

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では、そんな困らせてしまう質問である「何が食べたい？」を言わないためにはどうすればいいのでしょうか？　代わりにどう言えばいいのでしょうか？

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これについて、大手総合商社勤務で、これまでにデートした女性の数について「数えるとしたら1日考えないと無理」と語る31歳の男性、真島さん（仮名）に聞いてみました。

真島さんは、「とにかく選択肢を提示すべき」とアドバイスします

■“国の選択肢”を提示してみる

例としては、「和食、中華、イタリアン、どれがいい？」という具合。真島さんの解説です。

「和食やイタリアンなど、食の国籍を提示してみれば、そのジャンルごとの良い店を知ってるっぽく見えます。で、いくら選択肢を挙げようが、女子はだいたい和食かイタリアンを選びますから、その2つのジャンルを詳しく知っておけばいいんですよ」

まるでメンタリストですね。なお、「フレンチは入れないほうがいい」とのこと。理由は、「リスクが高いし、良い店に行こうと思えばコストも高い」だそうです。

■肉で選択肢を提示する

これは、真島さん自身が“肉好き”であることから、最もよく使う聞き方なのだそう。

「日本ほどいろんな肉の食べ方ができる国はないですからね。聞き方としては、『焼肉、焼鳥、サムギョプサル、ジンギスカン、シュラスコ、どれがいい？』となります。ステーキはデート向きではないので、ここでは言わないほうがいいですね。

この場合でも女子の選ぶのは限られていて、いちばん多いのがサムギョプサル、次が焼鳥です。実は焼肉が最も選ばれません。で、ポイントはシュラスコですね。これが入ることで、グルメトレンドに強い感が出ます。実際には、シュラスコの店は有名な“バルバッコア”以外知らないです」

肉に絞った聞き方ができるのは、日本ならではかもしれません。

■とりあえず「パクチー食べられる？」と聞く

突然具体的になりましたが、これは一体どういうことでしょうか？

「最近、女子の定番大好きフードの座が、アボカドからパクチーに変わりつつあります。もちろん、嫌いな人もいますけどね。ただ、一度『パクチー食べられる？』と聞いてみてください。多くの女子は目を輝かせますよ。

なので、タイ料理やアジア創作系の店のストックは多いほうがいいです。パクチーを味方に付ければ、デートの店選びも捗りますよ」

この“パクチー法”は特にそうですが、真島さんの方法はどれも、相手の女性の期待感を煽る聞き方ですね。「何が食べたい？」と聞いてしまうのは、その時点で何もプランがない証拠であり、プランニングを相手に投げてしまう行為でもあります。当然、期待感は生まれないでしょう。

男性から女性へのお誘いのシーンに限らず、「選択肢を出す」ということは、相手の期待と主導権の両方を得られる方法なのかもしれません。

（文／しらべぇ編集部）