【ミドリムシ】出世する人が好む?「ユーグレナ」を食べたことがある割合を調査
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最近、食品として目にすることが増えた「ユーグレナ」。和名は、「ミドリムシ」という微生物の一種。理科の授業で、顕微鏡から覗いて見たことがある方も多いかもしれません。
2005年に世界で初めて「株式会社ユーグレナ」が、食用として屋外大量培養に成功し、以来、コンビニでもユーグレナを使った惣菜やスイーツなどが増えています。
ちなみに、ユーグレナ(ミドリムシ)は、いわゆる虫ではありません。藻の一種で、昆布やワカメの仲間。しかも栄養素が非常に豊富! ビタミン類やミネラルなど59種類の栄養素を補給できる優れもの。便秘やデトックス効果もあるとか。
中でもファミリーマートは、昨年の9月からユーグレナ食品に力をいれているらしく、最近も「ユーグレナ ハムバジルスティック」というパンが発売されていました。
生地に300mgのユーグレナが練りこまれているとのことですが…味も見た目も、ミドリ感はゼロ。
さて、こういったユーグレナ商品は実際にどれくらい浸透しているのでしょうか? 全国の20~60代の男女1684名に調査を実施しました。
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Q.ユーグレナを含む食品・飲料を買ったことがある?
結果は、わずか1割ほど。どうやらメディアで報道されたり、コンビニで売りだされるようになったとはいえ、全国的な知名度や経験者は、まだまだのようです。
しかし、とある層では、購入率が約2倍になっているのです。それは、「同年代に比べて出世している」と答えた人たち。
私立の名門、駒場東邦高校から東大、東京三菱銀行とエリート街道を進んで起業した、ユーグレナ社の出雲充社長にあやかろうとしている…せいかは定かではありませんが。
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■近ごろは大胆に「ミドリムシ」押し?
昨年から販売されている商品なのですが…ネーミングのインパクトがすごい。
ミドリムシ… pic.twitter.com/l6QafMBtlY
— 🌈KAÖRU (@HeabyMetalLover) April 26, 2015
この商品は、東日本では「飲むユーグレナ」、西日本では「飲むミドリムシ」と商品名を分けて販売しているそう。西日本はインパクト重視なのでしょうか?
確かに気質的に、東日本の人は「キャー!ホントは植物ですって言われてもムシって名のつくものは嫌だわ」って言いそうだけど、西日本の人は「わーはは!飲むミドリムシだって、おもしれー」ってなりそう。(※あくまでイメージです)
— 寺島ヒロ (@terashimahiro) April 23, 2015
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■自分で選んでいなくても、知らぬうちに買っていたりも?
ユーグレナってなんだろなーと思ってググったらミドリムシだった。
なんか苦かった。 pic.twitter.com/bMizWKOgBC— ひかる (@pikaaaaa25253) April 21, 2015
https://twitter.com/of2355/status/581299283158179844
https://twitter.com/amatou774/status/593674747046572033
調査では「買ったことがない」と答えた方も、知らぬ間に手に取っているかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部・さかもとあや)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年4月17日~2015年4月20日
対象:全国20代~60代男女1684名