「この人と気が合うかな?」悩んだときはアノ時間の過ごし方を聞けばOKってホント?
「休日は何をしていますか?」
初対面の相手との会話で、しばしば出てくるこのセリフ。相手のプライベートを垣間見れるわかりやすい質問ゆえに口にする人も多いのではないでしょうか。
その回答はさまざまでしょう。
「たまっていた家事をする」
「子どもと遊ぶ」
「アウトドアに出かける」
これらに並んで多い回答が、
「ほとんど寝てる」
「昼間で寝てる」
などの「寝ている」という答えです。
画像をもっと見る■「休日は寝ている」若者の2人に1人!
実は、「休日は寝ている」と答える人は若い世代では約半数に及んでいるのです。本サイトが調査したアンケート結果をご覧ください。
【アンケート調査】「休日の午前中は、寝ていることが多い」と答えた人の割合
20代男性:54.7%
30代男性:37.3%
40代男性:47.0%
50代男性:38.5%
60代男性:16.6%
20代女性:60.6%
30代女性:49.7%
40代女性:40.6%
50代女性:33.3%
60代女性:20.0%
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■休日の過ごし方の回答でわかる互いの価値観
今回、注目するのは「休日は朝からバリバリ活動する」と答えた人たちの声です。彼らは、上のアンケートで「休日は寝て過ごす」と答える人たちに対して「価値観の違い」を大きく感じるといいます。
美容師の奈良さん(仮名・26才・女性)は、週一日の休日の過ごし方について「絶対に寝て過ごしたくない」と答えます。
貴重な休日を寝て過ごすのは私からすればありえないですね。休日は仕事の日よりも「密度が濃かった!」って思えないとヤなんです。朝食をつくって、家事をして、買い物して友だちと会って。
−寝てすごすのはあり得ないですか?
たしかに疲れがたまってたら寝るのもアリです。でも、「夕方まで寝てた」って自慢気に語る人には「は?なにしてんの?」って正直思いますよね。それに、「寝てる」って答える人自体イヤなんです。
−「寝てる」と答えることがイヤなんですか?
「休日はなにしてる?」って質問は、そのまま休日の過ごし方を聞いてるんじゃなくて、どんなことが好きで、趣味が何なのかって聞いてる質問でもあるじゃないですか。なのに「寝てる」って答えたら会話の発展がないじゃないですか。
−仮に休日に寝てても、そう答えたくない?
イヤです。昼に起きたら午後からの過ごし方を答えます。その意味で、素朴に「寝て過ごす」っていう人とは価値観の不一致を感じます。
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■相手の性格がわかる質問?
奈良さんの意見において注目すべきは、相手の価値観を手っ取り早く知る方法として「休日の過ごし方」を尋ねることは有効かもしれないということだ。
単なる時間の過ごし方ではなく、相手が会話において何を求めるのかについてもわかるかもしれないこの質問。初対面の相手とのコミュニケーションでは確かに「使える」のかもしれない。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年4月17日~2015年4月20日
対象:全国20代~40代 男女1684名