【ドヤ顔の知恵】コンパスなしで東西南北が分かる方法5選!家の屋上のアレは…
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東西南北は、コンパスやGPSなどを使えば簡単にわかります。しかし、渡り鳥はコンパスがなくても行き先に困らず、植物は太陽の位置を感知していますよね。
我々人間だって、そんな動植物たちと同じく道具がなくても方角が分かるはず!ということで、目に見える風景から東西南北を判断できる方法をまとめてみました。
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■「パラボラアンテナ」を見る
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建物の屋根や屋上など高いところにあるパラボラアンテナは、南西方向、午後2時頃に太陽が見える方向に取りつけられています。パラボラアンテナの正面は南西、と判断してよいでしょう。(正確には、東経110度を基準にしたBSとCSは南西。東経124度/128度のCSは南南西)
衛星放送は1度でもずれると受信できないため、かなり信頼度の高い方角を知ることができます。
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■太陽の光と影で方角を感知
太陽の影を利用した日時計は、古代エジプトの発明品。人類の知恵と経験が詰まっています。
人、電柱、街路樹など、ある程度高さのある影で確認しましょう。太陽は東から昇って西に沈み、影は太陽の位置と反対側に表れます。(午前中の影→西から、西北西:午後の影→東から、東北東)
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■“方向指示植物”のツボミで…
早春に大きな花が咲く樹木、モクレンとコブシのツボミは北を向いています。
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開花が近づくと、陽の当たる南側が急速に膨らみ、その反動で蕾の先端が反り返って北を指します。どちらもひときわ目立つ大きな花で、方向指示植物(コンパスプランツ)や磁気植物とも呼ばれています。
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■山で迷ったら…年輪で判断はNG !
そのようなシチュエーションはなかなかないかもしれませんが…。山で道に迷った時に方向を教えてくれるのが、コケの生息地です。日当たりを嫌う属性なので、真北と断定できないまでも、南側には生えません。
一方、幅が広いほうが南といわれる樹木の年輪は、土地の傾斜に左右されやすく、方角を知るには実はあまり役に立ちません。
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■神社仏閣は北を背にした南か東向き
日本の神社・仏閣、そして城のほとんどは、北を背にして南か東向きに建っています。古代中国には「天子南面す」という格言があり、王座は北を背にして太陽の方角、すなわち南を向きます。神社や仏閣も、同じように北を背にした建築が多いようです。
自然や古くからの風習によって方角を判断するこれらの方法。気にしながら生活してみれば、新たな発見があるかもしれませんね。そして、どれも知恵にあふれたものなので、ぜひ日常会話で“ドヤ顔”しながら使ってみてください!
(文/しらべぇ編集部・anna)