アイドルの「恋愛禁止」反対派が80%!アイドルたちに自由な未来は訪れるのか?
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2010年前後からはじまったアイドルブーム。人気の拡大とともに、週刊誌面に彼女たちの恋愛スキャンダルが掲載されることは珍しくありません。
AKB48グループのように、大々的に“恋愛禁止”のルールを世間に公表していなくとも、アイドルという職業は、 “恋愛禁止”が鉄則になっている現在。
朝井リョウさんの新刊『武道館』(文藝春秋)は、こうしたアイドルを取り巻く状況と現代社会の消費構造に焦点を当てた作品として、現在話題となっています。
画像をもっと見る■「アイドルは恋愛禁止!」は少数派
世間の人々は、このルールをどう思っているのでしょうか? しらべぇ編集部では、全国の10~60代の男女を対象に、「女性アイドルに見られる“恋愛禁止”というルールに賛成ですか?」という質問をしてみました。
【女性アイドルに見られる“恋愛禁止”というルールに賛成ですか?】
■男性
■女性
男性の方がやや賛成派が多いものの、男女ともに大多数が“恋愛禁止条例反対派”であることが分かります。反対派からは、「恋愛は個人の自由」、「どうせルールを作っても破る人がいるわけだから、なくてもよい」「むしろ恋愛して成長すべき」などの声があがっています。
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■なぜ恋愛禁止条例は存在するのか?
反対派が8割を超えるにも関わらず、なぜ昔からアイドルは自由に恋愛ができない(ことになっている)のでしょうか?
ジャニーズタレントの大ファンだというMさん(女性・36才・派遣)は、アイドルの恋愛について、このように語ります。
やっぱり特定の恋人を作らずファンを一番に愛していてほしい。それに、自分にも恋人になれる可能性があると思わせてほしい
ジャニーズのタレントたちには、「結婚できるのはグル―プに1人だけ」という暗黙のルールがあるとも言われています。実際にSMAP、TOKIO、V6は結婚しているメンバーは各グループ1人のみ。
女性アイドルにおいても、結婚は基本的にグループを抜けたあとにするのが当たり前になっています。恋愛禁止反対派が大多数と言えど、アイドルたちが自由に恋愛を楽しめる時代が訪れるのはまだまだ先なのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・小林香織)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年4月17日~2015年4月20日
対象:全国20代~40代 男女1684名