【チキン南蛮の“南蛮”の意味わかる?】知ってるのはわずか3割!ヒントは貿易にあり
数ある定食メニューの中でも、定番の一つとして数えられるチキン南蛮。カラっと揚がったチキンに絡む甘酢たれ、添えられたぽってり濃厚なタルタルソースが三位一体となってお口に幸せを運んでくれる皆大好きな食べ物です。
しかし、この「チキン南蛮」という名前。考えてみれば不思議なネーミングです。「チキン」はわかりますが、「南蛮」とはなんのことでしょうか。
本サイトの調査によると、チキン南蛮の意味を知っている人は約3割にとどまります。
画像をもっと見る■チキン南蛮の意味は?
では、その意味とは何なのでしょう?
もともとこの「南蛮」は、16世紀にインドや東南アジアを経由してやってきた、主にポルトガル人とその文化を意味していたのだそう。
ポルトガル人が日本へたどり着くまでに訪れた東南アジア・インドなどの国のエッセンスが入り混じった「エスニック料理」のことを「南蛮料理」と呼ぶようになりました。
こうしたエスニック料理には唐辛子とネギが含まれていることが特徴です。
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■カレー南蛮の「南蛮」は?
お蕎麦屋さんやうどん屋さんで出されるカレーそばやうどんのことを、「カレー南蛮」と呼ぶのも、唐辛子(などのスパイス)とねぎを使っているから。
また、これと同様に「鴨南蛮そば」も、つけつゆに鴨肉とねぎが必ず入っていますよね。
次に誰かとチキン南蛮を食べることがあったら、ドヤっと教えてあげてみては?
(文/しらべぇ編集部・ODY)
【調査概要】
方法:アンケートサイト「マインドソナー」
調査期間: 2015/05/25 – 2015/05/28
対象:全国10代~50代男女432人