腹が減っては戦はできぬ!ヒーローに学ぶエネルギー補給方法【出口博之のロック特撮】
こんにちは、白ポロ+眼鏡でおなじみのMONOBRIGHT、ベースの出口です。
6月8日(月)から私のバンド「MONOBRIGHT」のツアーが始まります。今年はライブをほとんどやっていなかったせいか、お腹周りのお肉が主張し始めてきてヒーローを追いかける身としては、いささか不格好でした。
ヒーローは体が資本、という教えにしたがい、ツアーに向けてここ1ヶ月はランニングをしながら食事管理もはじめたことで、食事管理が思いのほか効果があり、考えて食べることの重要性を認識しました。
そこで、よりヒーローに近づくために、彼らはどのようにエネルギー補給を行っているのかを調べてみました。
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■戦士の必須食は、子供に大人気のあのメニュー
スーパー戦隊シリーズに登場するヒーローのほとんどは、私たちと変わらない人間です。したがって、エネルギー補給の方法は一般的な食事が中心となります。
私たちと同じ食生活なので、料理が得意なヒーローも存在します。電子戦隊デンジマン(1980年放送)に登場するデンジイエロー / 黄山純(きやまじゅん)は料理教室の講師もこなすほどの腕前の持ち主です。
おいしい料理は家庭円満の秘訣ですので、世界と家庭の平和を守っていたことになります。
ヒーローは体が資本なのでバランスの良い食事をとっていると思うのですが、スーパー戦隊第1作目の秘密戦隊ゴレンジャーに登場するキレンジャー(初代) / 大岩大太(おおいわだいた)は大のカレー好きで、カレーばっかり食べています。
一見栄養が偏っているように思いますが、カレーに含まれるスパイスには消化吸収、血行促進、ストレス抑制などの効果があり、同時に野菜も豊富に摂取できるので、戦士にとってカレーは万能食といっても良いでしょう。
これにサラダがつけば向かうところ敵なしです。
画像出典:Amazon
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■魂の一杯を注げ!食後はこの飲み物に尽きる
続いては仮面ライダーのエネルギー補給について。
昭和仮面ライダーシリーズ(仮面ライダー〜仮面ライダーBLACK RXまで)の主人公は全員改造人間ですので、私たちと同じ人間ではありません。
しかし、人体に「別の生物の能力」もしくは「機械などの装置」を組み込む改造にとどまり、頭脳は人間のままです。感情や欲求は私たちと同じなので、飲食は普通におこないます。
これがどのようにエネルギーに影響しているのかは不明ですが、少なからずエネルギーの足しになっているようです。
仮面ライダーの飲食シーンで印象的なものとして、コーヒーを飲むシーンがあげられます。
今やコーヒーは、仮面ライダー / 本郷猛(ほんごうたけし)を演じられた藤岡弘さんの代名詞にもなっているので、ヒーローの飲み物はコーヒー以外考えられません。
▲藤岡弘さんのコーヒー愛の深さは、自身の名前を冠したコーヒー「藤岡、珈琲」をプロデュースしているほど(画像はスクリーンショット)
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■太陽は生命の源である
最後に、地球外のヒーローのエネルギー補給について見てみましょう。
宇宙人ヒーローの代表格はウルトラマンシリーズでしょう。彼らのエネルギー源のほとんどは太陽エネルギーです。
熱や光がエネルギーとなって、彼らは力強く戦います。ですので、極度の寒冷地や太陽光線の届かない場所では力が発揮できません。
例えば、ウルトラセブン第35話「月世界の戦慄」では、戦いの場所が月面だったのでウルトラセブンは大変苦戦しますが、隕石の衝突による「熱と光」によってエネルギーを補充し、勝利します。太陽光線に似た熱と光であれば、エネルギーになるのです。
休みだからといって、部屋に閉じこもっていないで太陽の光を浴びなければ強い体にならないぞ、という教訓なのです。
▲月面でウルトラセブンと戦った月怪獣ペテロ(画像出典:Amazon)
結論をまとめると、カレーと食後のコーヒーを頂き、食後は外で運動する。これがヒーローに学ぶエネルギー補給の決定版ということになります。
これなら無理に頑張らなくても普段の生活に取り入れられるし、なにより健康的です。健やかな体には健やかな魂が宿る、というヒーローからの教えですね。
(文/MONOBRIGHT・出口博之)