【外国人は困ってる】「おもてなしの国」日本に足りないのはアレだった!?
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東京オリンピックまで、残すところあと5年。招致の際に、滝川クリステルさんが行なった「お・も・て・な・し」のスピーチが印象に残っている方も多いでしょう。
それ以前から、おもてなしの国といわれる日本。しかし、外国人からみると、まだまだ不便な面が残っているようです。
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■日本に来た外国人が最も困ることって?
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観光庁の調査によると、日本を訪れた外国人が困ったことのトップ3は、「無料の公衆無線LAN環境」「コミュニケーション」「目的地までの公共交通の経路情報の入手」。
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■徐々に進んでいる無料Wi-Fiの整備
日本は、無料Wi-Fiの整備が遅れていると言われています。各地の観光案内所や、空港では無料でWi-Fiが利用できるところがありますが、街中になると見つけるのに苦労することも。
そこで紹介したいのが、「Japan Connected-free Wi-Fi」というアプリ。英語や中国語、ドイツ語など11言語に対応しています。
外国人向けですが、ダウンロード後、登録をすれば誰でも使うことができます。
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全国のコンビニやショッピングモール、駅など多くの場所でWi-Fiにつなげることができ、位置情報から近くのWi-Fiスポットを検索することも可能。
外国人の観光客はもちろん、多くの人にとって便利になりそうですね。
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■6割の人が緊張? 外国人観光客とのコミュニケーション
みなさんは、道ばたや駅で外国人に話しかけられ、どうしていいかわからなかったという経験はありませんか?
アンケートサイト「マインドソナー」を使って調査してみると、61.6%の人が外国人に話しかけられると緊張すると回答しています。
しかし、言葉が分からなくても、身ぶり手ぶりで通じ合えることもある。通じないからといって、諦めてしまうのはもったいないのではないでしょうか。
もし困っていそうな外国人がいたら、「Can I help you?(何かお手伝いしましょうか)」と話かけてみてください。力になれなくても、助けてあげようという気持ちが伝われば、きっと相手もうれしいはず。
政府は2020年までに、訪日外国人の数を2000万人に増やすことを目標にしています。今後、さらに環境の整備や、私たち自身の心の準備が求められるかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)
【調査概要】
方法:マインドソナー
調査期間:2015年6月11日(木)~2015年6月14日(日)
対象:全国10代~60代 男女計412名