ショパンは英語にすると読めない!?7割の人が知らない音楽の世界
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国際化が進む現在では、英語が読めることは最低限の教養のひとつ。海外アーティストのCDがカタカナではなくアルファベットで書かれていても、違和感のない人が多いのではないでしょうか。
ところが、あの有名な音楽家・ショパンについては英語にすると「違和感」が出てしまうのです。
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■ショパンを知らない人は、ほぼいない!
まず、ショパンの認知度を確認してみましょう。
10代から50代の男女406人にアンケートサイト「マインドソナー」を使って「ショパンを知っている人」の割合を調べてみると…
国民の約8割というのはかなり高い数字。音楽の教科書にも載っていますし、ほとんどの人が知っているといっても過言ではないでしょう。
ちなみに男女別で見てみると、男性は75%なのに対し、女性は約9割の人が知っていると回答。肖像画を見る限り、ショパンはかなりイケメンだからでしょうか。
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■しかし、ショパンを英語で書くと…読めない?
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日本人のほとんどが知っているショパンですが、みなさんは英語でも読めますか?
英語で書くと…
Chopin
チョピン? いいえ、「ショパン」です。ちゃんと英語で読んでも「ショパン」なのです。
というわけで、「Chopin」を知っているか、改めてアンケート調査を実施してみました。
英語で書いただけなのに、7割以上が知らないと回答。カタカナで聞いたときの国民的な知名度が、ウソのようです。
一方、バッハを英語で書くと「Bach」。こちらはショパンの「Chopin」よりは読みやすいかもしれませんが、英語で読むと「バック」。
英語圏の方と音楽談義をするときは、事前に下調べが必要かもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部・スギタユノ)