「趣味は貯金です」は好感持つ言葉なのか?彼らが貯金を始めた理由とは
入学や結婚など、ライフコースの節目には大きな出費はつきもの。家族がいる方の場合、年に数回のレジャー費もバカになりません。
「まさかの時のために貯金を!」と言われていても、その習慣を身につけられない人も少なくなく、世帯年収が1000万円をこえる家庭でも、貯金額が100万円以下、というケースも珍しくないといいます。
■「趣味は貯金」に好感持つのは4人に1人
貯金に対して世間ではどのような評価があるのでしょうか。なかには必要性ゆえに貯金をしているのではなく、趣味で貯金しているという人もいますが、彼らは倹約家で安定志向という捉え方ができる一方、何も考えずとりあえず貯金する愚かな人、という評価が下されるかもしれません。
男女1666人を対象に実施したアンケート調査によると、23.8%の人が「趣味は貯金」という人に好感を持つと答えています。
貯金をしていること自体を評価してくれるのは、およそ4人に1人ということです。
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■私たちが貯金に目覚めた理由
「趣味は貯金」という人はどのようなきっかけで貯金を始め、今まで貯金を続けてきたのでしょうか。
回答者の声を聞いてみました。
物心ついたときから親が定額積立をしていて、亡くなったあとも継続していました。通帳の数値があがっていくのが楽しくて、貯金額を増やしたら1000万円をこえるようになりました(29才・女性)
まったく金を貯められませんでしたが、結婚を機にお金を貯めるようになりました。今は貯金額がどんどん増えています(34才・女性)
借金をしていたときに、たまたま100万円臨時収入が入ったことがあって、そのときに借金返済と一緒に貯金をはじめた。「小さくコツコツと」よりも大きな額をまずは積立にまわすとモチベーションを保てます(36才・男性)
フリーランスになって自分が立場がいつ危うくなってもいいように貯金をした。事実、ギャラが大幅に下がった時は本当に貯金しておいてよかったです。ちなみに、貯金額は150万円です(29才・男性)
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貯金をする動機は人生の大きな節目に訪れることが多いようです。自分とお金の関わりかたについて大きな変化があったときは、それを機会に貯金を始めてみてはいかがでしょうか。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年6月19日~2015年6月22日
対象:全国20代~60代 男女1666名