なぜ毎回カラオケ料金の高さに驚くのか?料金表を見直して理由が判明!
飲み会の後の2次会や3次会。カラオケを利用したことのある人も少なくないでしょう。深夜カラオケの場合、フードは頼まず歌やお酒が中心となるのが一般的。そのため、飲み代よりも安く済む印象を持つ人も多いかもしれません。
しかし、本サイトが実施したアンケート調査によると、29.2%の人がカラオケの会計時に、その金額の高さにびっくりしたことがあると答えています。
■カラオケ料金はなぜ高く感じる?
では、なぜお会計時にカラオケ料金の高さに驚くことがあるのか。具体的に某大手カラオケチェーン店の料金表を見てみましょう。
ここでは利用者が多い19時から翌朝5時までの料金体系を見てみます。エリアによって料金が異なるケースがありますが、今回は東京都心の某繁華街に店を構える同店の料金表を見てみましょう。
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■月〜木曜日の場合
30分毎の利用料金は一般料金が一人533円(会員になると400円)。よって、3時間歌ってワンドリンク(500円と仮定)つけた場合、3698円(2900円)になります。
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■金・土・日・祝前日の場合
30分毎の利用料金は一般料金が一人640円(会員になると480円)。よって、3時間歌ってワンドリンク(500円に仮定)つけた場合、4340円(3380円)になります。
つまり、19時以降にカラオケを3時間利用した場合、ひとり3000円弱から4000円強かかることがわかります。しかし、これはあくまでドリンクを一杯しか頼まなかったという前提に立って計算した「最低水準」です。
入室時間が4〜5時間ともなれば、ドリンクを数杯頼むでしょうから、ひとり6000〜7000円になることが一般的でしょう。
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■フリータイムをつけたら?
これに対し、23時から翌朝5時まで実施しているフリータイム(1ドリンク制)の場合、料金体系は以下のようになります。
・月〜木曜日:1306円(会員:980円)
・金・土・日・祝前日:2640円(会員:1980円)
いわゆる「オール飲み」をする場合、フリータイムを利用したほうが圧倒的に得なことがわかりますが、こちらの料金もあくまで最低水準。
カラオケに行く人が多い金曜日の場合、朝までフリータイムをつけてドリンクを3杯頼めば、あっという間に4000円前後になってしまいます。
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■結論:なぜカラオケは高く感じる?
料金体系を見直した結果、カラオケの会計時に高く感じる理由は以下のものと判明しました。
1:30分料金で記載されているので会計の予想を間違えやすい(1時間あたりで計算を!)
2:そもそも入室時間が長い(特に深夜の場合5〜6時間になる)
3:ドリンクの料金を足し合わせるのを忘れがち(一杯500円と仮定して計算を!)
よって、カラオケ利用者は予めカラオケ料金の覚悟をしておく必要があります。
たとえば、金曜夜にカラオケに行った場合、最低5000円はかかると思いながら入室する。少しだけの利用のつもりでも、盛り上がって長居する可能性があるのでフリータイムと飲み放題をつけて料金を確定させてしまう。
こうした明朗会計にしておくことで、お会計時にビックリすることはなくなるかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国20代~60代 男女1345名